第25周期が本格的に・・・

  • 2020.01.09 Thursday
  • 23:41

 <2019年12月23日13:15:28撮影

 <2019年12月27日13:19:10撮影

 <2019年12月28日14:13:44撮影

 <2020年1月2日14:04:21撮影

 <2020年1月9日13:23::51撮影

 12月26日、南北両半球に新しい第25周期の活動領域が出ているという報道があった。さっそく翌27日に撮影したところ、南半球の12753群はわりとはっきり写ったが、北半球の12754群は西縁近くで場所を知っていればなんとか判るという程度。眼視では雲が多くて確認できなかった。28日は快晴。12754群はますます判り辛くなったが、12753群は眼視でもはっきり確認することが出来た。第25周期の活動領域が南北揃って出たのは初めてで、これでようやく本格的に新周期が立ち上がったのかもしれない。

 年があけて最初の撮影は1月2日。南半球高緯度で、東縁から12755群が出てきた。この群はかなり活発で、子午線にかかる頃には拾遺に磁力線のループが見えていたが、ちょうど電線にかかったり天気が悪かったりでなかなか撮影できなかった。ようやくの年明け2回目は9日に。12755群は子午線をこえてから活動が弱くなり、うすぼんやりとした影が見えている程度。一方、東縁の赤道すぐ南側に新しい活動領域が現れた。磁気画像をみると、こちらは旧い第24周期の活動のようだ。また、北半球高緯度の西縁近くにも別の活動領域が現れ、こちらは周囲で磁力線が少し捩れている様なフィラメントが見える。このふたつの活動領域は、眼視でもよく見えていた。

 第25周期の活動領域は、昨年は3ヶ月に1個くらい現れる程度だったが、年末から急に出現数が増えてきたようだ。また、1月9日の画像では、高緯度は新周期、低緯度は旧周期の名残りと、教科書的な眺めになった。どうやら第25周期は本格的に立ち上がったように思える。

 ところで、ここで昨年の撮影回数をふりかえってみよう。昨年は1月12回、2月8回、3月18回、4月16回、5月20回、6月11回7月10回、8月8回、9月16回、10月12回、11月14回、12月10回で、合計155日だった。一昨年の176日からすれば大幅ダウンだが、梅雨が比較的しっかり降ったのと、8月後半から9月中旬までの悪天候がひびいているようだ。今年も晴れれば太陽撮影の修行は続けていきたいと思う。

三十路苑の紅葉・動画篇・・・ようやく編集。

  • 2020.01.07 Tuesday
  • 22:07

 昨年11月末に撮影していた三十路苑の動画、正月休みにようやく編集した。はげしく季節遅れの感はあるが、何かと多忙だったので仕方が無い。

 この場所、一昨年の12月初めにジンバルデビューしたところだ。そのときはCinegon10mmF1.9を使っていたが、今回は簡易アナモルフィックで。外部モニターも使わず、対応したリモートケーブルも無いので、ジンバルの機能のうちではブレ抑制しか使っていない。約1年を経ての撮影だが、実はジンバルを使うのもまだ3回目。歩き方もなってないし、まだまだ修行が必要だ。

密閉型アルコールストーブをつくってみた

  • 2019.12.29 Sunday
  • 23:19

 星見のときの湯沸かしに、UCCブラック缶でつくったアルコールストーブを使っていた。これまで実戦投入したのは3,4個。すべてCHS型式と呼ばれているもので、2重壁の間の毛細管現象で燃料を吸い上げた燃料に、缶の中(通称バスタブ)で燃焼した熱を加え、縁の環状の空間で気化させて、ジェット孔から噴き出させて燃焼させるというもの。バスタブの開口部を拡げたら真冬でも5秒でジェットが立ち上がるが、火力が弱いバスタブ燃焼がずっと続くので燃費が悪く、300ml沸かすのに20~30mlの燃料を消費していた。

 そこで、燃費をよくしようとあれこれ工夫してみたが、なかなかうまくいかない。バスタブ開口部を小さくしても、立ち上がりが遅くなるだけで燃費はさほど変わらない。そこで更に開口部を小さくして、パルスジェット燃焼させると立ち上がりが速くなるのではと考えたが、ジェット孔から圧が抜けるのでパルス燃焼は維持できないし、燃料は飛び散るしで散々だった。

 一方で、ワイン瓶のキャップを使ったマイクロストーブもやってみたが、5mlではどうやっても200mlをぎりぎり沸かすことができない。そこで、中間をとって、ウコン缶サイズでつくってみることにした。

 そこでできたのが、このストーブ。瓶型の缶なので、チムニージェットストーブも作れるが、接着剤を使わない主義なので、できる型式は限られる。はじめはオープンジェットのバスタブの高い位置に孔をあけて、火力自動調節式をつくってみたのだが、いったん熱がこもるとバスタブと外周タンクの交通がなくなってもなかなかジェット圧が落ちず、うまく作動しなかった。そこでいっそバスタブと外周タンクの交通をなくしてしまうとどうなるか試してみよう、という経緯で出来上がったものだ。

 つくりかたは、こちら。1缶で1個でき、接着剤は使わない。ジェット孔は内縁式トルネードで、燃料補給はジェット孔から。バスタブに燃料を入れて着火すると熱が外周タンクに伝わって、気化してジェット孔から出てきた燃料に引火する。バスタブ燃焼が続いている間はタンクに熱が加わり続けるので強火になり、バスタブが空になると密閉型ストーブになって燃費を稼ぐ。ジェット燃焼とバスタブ燃焼の時間を別々に制御できるようになったのが最大の特徴だ。

 このストーブで、外周タンクに7ml、バスタブに1mlで5分30秒ほど燃焼し、200mlの水をぎりぎり沸かすことができた。そこで外周タンクに10ml、バスタブに2ml入れて、300mlの水を沸かしてみたのがいちばん上の動画。途中で熱帰還が多くて軽く暴走しているが、これは密閉型の宿命らしい。野外では風もあるし気温も低いので、たぶん問題ないだろうと思っている。

石器作り再開。

  • 2019.12.21 Saturday
  • 21:22

 20年ほど前、伊万里の腰岳で黒曜石がとれると知り、ちょうど林道工事中だったこともあって、拳大ほどの原石をいくらか貯めこんだことがあった。そして、積丹のNさんと物々交換して、エゾ鹿の角や十勝の黒曜石を入手した。これで念願の石器を作れるぞと喜んだのだが、当時の技術ではうまく剥片をとることができずにそのまま死蔵してしまった。

 先日、何気なくYouTubeで石器作りの動画を検索してみたら、片側が厚い剥片でもうまく打撃すればけっこう簡単に薄くできることがわかり、またやる気が出てきた。おりよく佐世保の親友E氏がH島の産地を教えてくれたので、ある週末に一緒に採りに行った。

 ここの原石は大きな礫の状態で埋まっており、耕作に邪魔なものが片隅に寄せてある。ほとんどは赤茶けた多孔質の表面をもっていて、どうやら火砕流か何か、火山性の堆積物の中から産出するようだ。原石の質は様々で、割れ面にきれいな貝殻模様があるもの、割りやすそうな平面があるものを中心に、楕円形の黒曜石を叩き石にしてきれいに割れるものをいくつか選んで持ち帰った。

 すこし先が欠けたが、剥片の粗取りにはこれを叩き石にしている。以前うまくいかなかったのは、鹿角では軽すぎ、地元の河原で拾った円礫では弱すぎて、じゅうぶんな打撃が得られなかったからのようだ。

 ためしに割ってみると、まだ片方は原石面だが、けっこう大きめの剥片がとれた。

 面白がって次々と叩き、使えそうな剥片がこれだけ貯まった。尖頭器には小さいが、石鏃くらいなら作れそうだ。

 特に薄くとれたのがコレ。H島の黒曜石は、すこし青みがかった黒色不透明だと思っていたが、左のは漆黒で透明感があり、右のは縞模様がある半透明。未確認の噂では、赤いのもあるらしい。いつか見付けてみたいものだ。

そして手頃な剥片を叩いて薄くして、押圧技法で仕上げて石鏃にした。以前うまくいかなかったときは、動画もなくて文章から推測して叩いていたが、今回は豊富な動画資料のおかげでフォームにこまかい修正を加えることができた。厚い縁やコブのとばし方もなんとなくわかってきたし、以前挫折していた厚い剥片をどこかにしまっていたはずなので、加工してみようかと思う。

新周期への助走

  • 2019.12.21 Saturday
  • 20:49

 <2019年12月9日12:40:36撮影

 <2019年12月10日13:06:23撮影

 <2019年12月12日13:46:07撮影

 <2019年12月14日12:31:34撮影

 <2019年12月18日13:04:38撮影

 <2019年12月20日12:46:58撮影

 小さいプロミネンスは出るけど、それ以外はほとんど何も起きない平穏な眺めが続く。19日は撮影したものの、フィルター調整をミスっていて西半分がHα波長域からはずれてしまったので没った。

 その19日に、北半球中緯度の東縁に小さい活動領域が現れた。20日の画像では捉えきれず、活動領域の東側の縁の暗部がぼんやりとみえているだけだ。NOAAのサイトで磁場モニター画像をチェックしてみたら、これは新しい第25周期の活動らしい。このところ、新周期の活動がちらほらと見られるようになってきた。いっけん平穏だが、新周期への助走はしっかりと始まっているようだ。楽しみではあるが、ブロッキングフィルターに予算がつくまでは待って欲しいような気もしている。

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