クセ玉好み。

  • 2024.01.28 Sunday
  • 01:52

 日時がすこし前後するが、毛鉤片手に唐比あたりに出かけたときに、季節外れの蓮園に寄ってみた。すると、おもいがけずアサザの花が咲いていて、他に睡蓮も咲いていたのでさっそく滲みレンズで撮影。枯れた蓮もなかなか良い味を出して、思いがけず水面か空か定かではないような画になった。

 そして、太陽撮影に使っていたPowerShot120sがいよいよ使えなくなり、終わったマウントなのでためらっていた、EOSM100を入手した。ところがいざ入手してみると、太陽だけに使うにはもったいない。EFアダプターが付属していたので、これまでのレンズ資産を流用しようかと思っていたが、そのアダプターにかなり厚みがあり、せっかくのコンパクトさを活かせないとわかった。

 こうなるとスナップ用のレンズが欲しくなる。安いので気になっていた、7artisansの25mmF1.8を入手。

 これが安いだけあって、ボディとの連動機構は一切ない。しかし、絞り優先にしておけば露出は問題なく、ピントはMFでもピーキングが使えるので困らない。絞りは実絞りだが、モニターでは明るさは補正されるので問題なく、、プレビューしなくても絞り効果が見える。ミラーレスになり、レンズがかえって退化したというのは面白い。

 庭のコナラを撮影したら、強烈な周辺減光と半逆光があわさったせいか、思いもしなかったトーンになった。これは相当なクセ玉だが、実は好みでもある。さっそくハンドストラップを調達して、スナップシューターに仕立ててみた。フルサイズ換算で40mm、Rollei35より少し大きいが、面白い装備になりそうだ。

大三元レンズ!

  • 2024.01.28 Sunday
  • 01:24

 横浜から帰ってきてからというもの、物欲大佐が仮想武器市場を徘徊して、大三元レンズを探し出してきた。映像会社で使われていたものらしく、外観はスレているが、光学系はきれい。フードが欠品しているのだけが残念だが、同価格帯ではカビが生えた個体しかみつからなかったので、これはまあ掘り出し物だろう。さっそく本明川下流のコスモスと、川原大池でカメラをまわしてみた。

 さすがに定評あるレンズだけあって、写りは満足、望遠端もこれくらいあれば充分だろう。ただ、晴天屋外だと絞りがf5.6くらいになってしまい、せっかくの大口径を活かせないのには困った。余計なフィルターワークは好みではないが、ここは妥協してND8を導入することにした。

 ちょうど庭の紅葉が良い具合になってきたので、さっそく撮影。ついついうれしくなって、ほぼすべてのカットでフォーカス送りをしてしまったので、やりすぎ感が前面に出てしまったのは反省点だ。

 そこで、すこし控えめにしてもう1本撮ってみた。同じ素材を使っているので変化に乏しく、本当はこの2本を1本にまとめないといけないのだろう。

 このレンズ、沖縄出張に持って行くつもりだったが、キャリーバックパックが壊れてしまったので、1泊2日用のキャリーバックパックに3泊4日の荷物を詰めないといけなくなり、装備から外してしまった。もっとも、期間中ずっと天気が悪かったので、持っていたとしても使わなかっただろう。

 その後はしばらく持ち出す機会はなかったが、ある夕方にふと外をみると珍しく濃霧だったので、急遽まわしてみた。この後も撮影しようと思っていたが、霧は短時間であっさりと消えてしまい、似たようなカットをつなげる羽目になってしまった。消化不良の撮影が続いているので、そろそろまとまった撮影をしてみたい。今年はランタンフェスにでも行ってみるかな・・・と思ってみたが、例年インフルが渦巻いているし、今は騒がれないだけでコロナもそれ以上に多いことを知っている身としては、控えるのが正解だろうな・・・

ズームレンズと物欲

  • 2024.01.28 Sunday
  • 00:58

昨年9月の美容外科学会出張、1泊2日だったのでほとんど空港〜学会場〜宿の往復ということで、映像機器はシネマカメラだけに絞り込んだ。たぶんパシフィコ横浜の会場と桜木町の宿の間しか撮らないので、レンズは安直にパナソニックのG VARIO 1:3.5-5.6/12-60を選択。開放F値が暗いのでボケは期待できないが、コンパクトで撮影倍率が高く、手振れ補正もそこそこ効く。画質はBlackmistNo.05ですこし色を付けてやろうという魂胆。実際、総合懇親会のあとに酔っ払って帰る道すがらの撮影が、この出張では唯一の機会だった。

 以前から汎用性に優れるこのレンズを使いながら、唯一の不満は絞りが暗いこと。ボケが小さいのでフォーカス送りがほとんど使えない。もっと明るい大三元レンズといわれるものには、パナソニックなら1:2.8/12-35、オリンパスなら1:2.8/12-40があるが、後者は手振れ補正がない。ボディ内補正が効かないBMPCC(original)だとパナのほうが都合がよい。望遠側はあまり長くても手振れが目立つだけだから、定評ある12-35が美味しそうに思えてくる。フィルター径も58㎣なので、今のBlackmistNo.05をそのまま流用できそうなところも魅力的だ。仮想武器市場では、カビが生えた個体が目立つので、スカをつかまないように気を付けないといけないが・・・などと、物欲大佐が暗躍をはじめた。

 このときは、まだ帰途の大混乱を知る由もなかった。

炎暑の国分寺(2)

  • 2024.01.12 Friday
  • 01:28

 ロケットマンホールと、もうひとつ気になっていたところが、国分寺駅南側にある 殿ケ谷戸庭園 。岩崎家の旧別邸で、玉川の河岸段丘である国分寺崖線の斜面を利用した庭園で、湧水もあるとのこと。海の日連休にロケットマンホールを撮影したあと、少しは涼しいのではないかと期待して入ってみたが、やっぱり暑いものは暑い。

入ってすぐの日本庭園から、斜面はもとの植生を活かして里山風、湧水はまた日本庭園になって、そこを見下ろす斜面の上に東屋。1時間ほどかけて撮影しながら、ふらふらになって東屋へ。一休みしてから資料室に行ったら、エアコンが効いていたので助かった。汗が退くまでそこで休憩して、もうひとまわり撮影したが、どうも花が少ない時期のようで、帰ってから編集したがどうにも締まらない。ここも8月の出張のときに追加撮影して、2日分をあわせて仕上げてみた。四季折々撮影したら面白そうだが、なにぶん遠いので、通うのは大変そうだ。

この庭園の里山の雰囲気は、個人的な好みのど真ん中。しかし、これだけの面積を里山風に保つために、どれだけ手間がかかっていることか・・・ウチのクリニックの庭も里山風を目指しているが、とてもここまでの手間をかけることはできそうにない。それでも良いお手本を見せていただいたので、なんとか手を入れてみたいものだ。

炎暑の国分寺(1)

  • 2024.01.12 Friday
  • 01:08

 海の日連休にちょっと上京したついでに、国分寺のペンシルロケット発射記念碑を見に行くことにした。宿泊していた国分寺駅近くの宿を出て、朝だというのに30度を超える猛暑。立っているだけでもだらだらと汗が出て、なかなか集中できない。駅前から記念碑まで、ロケットマンホールが点々と続いているのをたどってみた。

 途中で順番が怪しくなって、あとで数えると数が合わない。どうやら終盤は道の両側にあったらしい。仕方ないので、8月中旬に学会出張で新宿に行ったとき、空き時間に追加撮影してまとめてみた。もうすこし記念碑をしっかり撮っておけばよかったが、当時は暑くて熱中症なりかけ。とてもそれどころではなかった。いつかまたリベンジしないと。

 

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