主電源の軽量化。

  • 2020.03.27 Friday
  • 22:23

 赤道儀が復活したものの、主電源のディープサイクルバッテリーが劣化してしまい、星活動はしばらくお預け。ちょうどムスコの進学に伴う引っ越しもあって、天文装備は車から降ろしている。同じバッテリーをもう一度購入するか、それとも思い切って安くなってきたリチウムにするか迷っていたところ、どうやら久しぶりに明くなる彗星が現れた。これは迷っているヒマはないとばかり、思い切ってリチウムを導入することにした。

 いざ届いてみると、これがめちゃくちゃ軽い。従来のが36Ahで重量11kgだったのに対して、75Ahで重量4.4kg。まるで空っぽの箱みたいな軽さだ。また、この製品はリン酸鉄リチウム電池を使っていて、充放電特性が他のタイプのリチウム電池より優れているとのこと。さっそく初期充電を済ませたが、実戦投入はどうやら4月の新月期になりそうだ。

 これまでの主電源遍歴について振り返ってみると、鉛バッテリーを用いた携帯型電源装置を2個、これはPCの電源にするには容量不足だったので、次は105Ahのディープサイクルにした。これはたしか7,8年は使えたように覚えているが、20kg近くあってとても重かったし、完全密閉ではないので充電時の水素ガスが不安だったし、倒さないように気を遣っていた。それから容量を削ってLONGの36Ahになり、完全密閉で倒しても大丈夫ということで、だいぶ楽に運用できるようになった。しかし、あとから思えばいくらディープサイクルとはいっても、使用頻度の少なさ(多くても月に1,2回)と深放電の繰り返しが相当負担になったようで、たぶん1個あたりの使用回数は30〜40回程度だったのではないだろうか。今回は深放電をせずに済むように、容量を75Ahにした。これまでのバッテリーの3倍近いコストもかかったことだし、ぜひ10年もってもらいたいものだ。

 

追記

 Y-daさんから指摘あり、75Ahで240Whなら、基準電圧3.2Vで計算してあるのではないか?と。あれこれ調べてみたら、どうもそうらしい。ということは、12Vなら20Ahになるということ。これまで36Ahだったので45%減。いくら放電による電圧降下が少ないリチウムとはいえ、ちょっと心配になる。リン酸鉄リチウムの表記に浮かれてしまわず、もっと精査しとけばよかったかも・・・まあ、次の出撃で実戦投入してみるけど、どうなることやら。

赤道儀復活!・・・しかし今度は・・・

  • 2020.03.27 Friday
  • 21:47

 1月に修理に出していた赤道儀が出来上がり、2月新月期にようやく晴れたので、久しぶりに小長井に出撃した。夜半には冬の星座は西に傾いていたが、今期撮影できなかった冬の名残を追いかけてみる。最近は小長井でも西側は市街光の影響があり、淡い対称でもあったので、UHC-Eフィルターを使用した。

 <撮影データ:2029年2月20日23:13:54〜,R-130SS(d=130mm,F3.29),EOS600Da(簡易冷却,ISO3200,300sec,19コマをコンポジット),UHC-Eフィルター,RAP2,PhotoshopCS6

 ISO3200,5分露出19枚コンポジットだが、ダークもフラットも8枚しか撮れず、おまけにダーク撮影時には手違いで冷却がとまっていたので、処理過程でかえって背景が荒れてしまったかもしれない。

 この2日後にもケンタウルスAを撮影したのだが、PCがクラッシュしたためか、フラット減算ができなくなってしまった。かわりにフラットエイドを使おうとしたが、こちらも駄目。Macのほうはストレージが満杯に近く、Winの起動すらできない。他にも主電源にしている36Ahのディープサイクル・ドライバッテリーが劣化してしまって、夜半から明け方までも保たなくなってしまった。バッテリーはこの6年で2個目、1個あたり約3年の寿命だ。車のバッテリーと同じデサルフェーターを付けていたのだが、車のバッテリーも5年目車検で交換になってしまったので、どうやらデサルフェーターの性能も不十分だったようだ。きちんとしたデサルフェーターを買うとなれば、すこし背伸びすればリチウム電源に手が届く。いっそ、リチウムにして腰の負担を減らそうかとも思っている。

年度末になってもまだまだ・・・

  • 2020.03.27 Friday
  • 21:23

 <2020年3月14日11:09:26撮影>

 <2020年3月17日13:20:40撮影

 <2020年3月21日13:09:11撮影

 <2020年3月24日13:12:37撮影

 <2020年3月25日13:18:21撮影

太陽活動には暦の1年なんて関係はないのだが、一応年度末。3月後半になっても彩層面は相変わらずの沈黙で、プロミネンスは出たとしても小さく淡いものが多くてなかなか描出できない。あまりの特徴の無さに、校正画像との方位合わせも困難になる始末。そんな中、武漢肺炎のおかげで中国の経済活動が低調になってPM2.5が流れてこないのが救いではあるが、肺炎自体は救いでも何でもなく、傍迷惑なことである。今年前半の出張もなくなったし、そろそろ本業にも響いてきた。この波を、例えでもなく、本当になんとか生き延びたいものだと思う。

3月になったけど・・・

  • 2020.03.27 Friday
  • 21:12

 <2020年3月2日13:02:51撮影

 <2020年3月5日13:18:11撮影

 <2020年3月6日12:49:51撮影

 <2020年3月11日13:18:23撮影

 <2020年3月12日13:48:54撮影

3月になっても、太陽活動は低調。年末年始の新周期活動が嘘だったかのような沈黙が続いている。11日に南半球の子午線上に活動領域が見えた。2,3日前にはここに黒点があったようだが、あいにく欠測だった。この活動領域も衰退傾向だったようで、翌日にはだいぶ不鮮明になってしまった。新周期の立ち上がりはまだまだ先のようだ。

シネスコで遺跡撮り。

  • 2020.03.14 Saturday
  • 14:00

 早春の陽射しに誘われて、シネマカメラを持って飯盛町へ。海を望む高台のたまねぎ畑から、麓の漁港までをM.Zuiko17mmF2.8にアナモルフィックレンズをつけて1本勝負。

 最近、県北の洞穴・岩陰遺跡と黒曜石原産地を俯瞰する影像を撮ろうという謎のグループ結成に関わっている。中心になっているのは烏帽子高原ホースパークの方だが、ドローンを使って空撮してみようということで、ドローン上級者も一緒になっている。洞穴・岩陰遺跡はその後に神社や密教施設になったりしていることが多々あるので、遺跡としての視点を助言できればということと、あとは石器作りの実演で関われるかと思い、加えていただくことにした。ところが、遺跡のなかには立地上空撮に向かないところもあり、また、地上撮影もできればということで、シネマカメラの出番もありそうだ。

 この飯盛町、高台撮影の4カット目は、手前の画面外に飯盛鬼塚古墳というのがある。長辺2mたらずの石室というより石棺みたいな小さい古墳だが、橘湾沿岸では貴重な存在だ。他に同時代の埋葬施設は、動画のあとのほうで出てくる下釜の石棺・石郭、そして西に5kmほどいったところの牧島の曲崎積石墓群くらいだろう。また、動画の中の島の海岸では磨製石斧が拾えるのだが、海岸に積み重なった礫を利用して、石斧を作製していたのではないかと推測している。

 動画としては、まだまだ。ピントが怪しいカットもあるし、水平線が出ていなかったり。ピントの問題は、絞りとアナモルフィックレンズの相性もあるかもしれない。遺跡のシーンをBGMで無駄に持ち上げてみたので、観る人には呆れられるかも。

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