新周期かと思ったけれど・・・

  • 2019.11.14 Thursday
  • 14:35

 <2019年11月1日12:43:55撮影

 <2019年11月2日12:55:39撮影

 <2019年11月5日13:12:36撮影

 <2019年11月6日12:51:02撮影

 <2019年11月8日13:15:30撮影

 今年も残すところあと2ヶ月となった。11月1日、東半球の南高緯度に小さいプラージュがあるのを眼視でみつけ、画像でも捉えることができた。高緯度でもあるし、いよいよ第25周期が本格化したかと喜んだのだが、ネット上の磁気画像で確認してみると、まだ第24周期に属するものだった。それと、前日には黒点が見えていたのが、すこし衰退してきたところだということだ。ブロッキングフィルターの劣化もあるが、すっかり油断して見逃していたようだ。この活動領域は、その後もしばらく見えていたが、1週間ほどで太陽面はすっかりもとののっぺらぼうに戻ってしまった。

 この望遠鏡、Hα線を強調するためのエタロンフィルターは、高精度平面を2面向かい合わせにしたもので、その2面の間隔を空気圧で調整している。そのままだと1/2、1/4波長や2倍、4倍波長なども透過してしまうので、Hα近傍のみをおおまかに透過するブロッキングフィルターを重ねている。劣化しているのはこのブロッキングフィルターで、Hα線以外の高調・低調波がコントラストを下げている要因である。現在の使用頻度だと、フィルターの劣化は1年すこしで無視できないほどになるようなので、第25周期のピークにあわせてきもちよく観測できるように準備したいものだ。

赤道儀、御乱心!?

  • 2019.11.02 Saturday
  • 22:00

 度重なる台風絡みの悪天候もようやく落ち着いたので、しばらく放置していた直焦撮影機材を持ち出したところが、トラブルの波状攻撃に遭った。

 まずはR-130SS(R-140SS改II)の光軸。斜鏡が回転したせいか、星像が長く延びてしまう現象に見舞われ、1回目の出撃は成果無し。おまけにPHD2のガイドも不安定で、星像が延びたのが追尾不良か光軸不良か判らないという有様だった。そこで、光軸を入念に合わせてリベンジした。

 下弦の月だったので、設営した頃に月出。月がのぼってくるまでの間にカリフォルニア星雲を狙ってみた。PHD2のガイドアシスタンス機能を使ってパラメーターをセット、ガイドグラフは暴れるが、なんとか安定して星が点になった。冷やしEOSも起動してみたら、冷やすというより温度上昇をおさえる程度にしかならなかった。

 データを処理してみると、18枚コンポジットなのにざらざらどうやらESO1600,3分という半端なパラメーターがいけなかったようで、ISOのせいでノイズが多いのに、暗部を持ち上げないと画にならない。3分ならISO3200にするか、ISO1600なら露出を5分にするかしないといけないようだ。

 月が高くなってきたので、子午線をはさんで西側に向けたら、PHD2のキャリブレーションがなかなかうまくいかず、なんとか動いてもガイドが流れまくりになってしまった。

 キャリブレーションがうまくいかないのは、赤経モーターを動かすと、動き始めに何故か南北方向におおきく動いてしまうという謎の症状が出たからだった。ハンドセットで動かしても、ASCOM経由で動かしても、まったく同じ症状なので、コネクターの問題ではなく基板かギアだろうと見当をつけて、昼間に組み立ててみたところ、赤経クランプを固定していても、赤緯体がぐらぐらと動くことがわかった。

 調べてみると、どうやら赤緯体と極軸の固定部が緩んでいるようだ。固定にはイモネジ3本が使われているのみで、ここが弱点になっているらしい。そこでコントロールパネルを外してみた。画像の右側が極軸ハウジング、上側が鏡筒取り付け部で、赤緯体の中の右側壁に見得ている黒いのが極軸望遠鏡である。イモネジは壁の向こう側にあり、ハウジングから極軸を抜かないといけないらしい。抜いたら抜いたで極軸望遠鏡の調整も必要になる、というわけで、自力での修理は諦めた。

 このまま組み立てて一件落着・・・のはずが、あやまってビスを赤緯体の中に落としてしまい、モーターと平ギヤも外す羽目に。なんとか組み立てたものの、その後のテストではギヤの当たりが前より悪くなっていて、子午線東側に向けていてもガイドが安定しなくなってしまった。どちらにしても調整に出さないといけない状態で、極軸固定の強化のためにはメーカー送りになりそう。年内の直焦撮影は絶望的である。

10月後半も静か

  • 2019.11.02 Saturday
  • 21:53

 <2019年10月16日12:40:56撮影

 <2019年10月21日13:01:06撮影

 <2019年10月22日12:06:20撮影

 <2019年10月30日13:00:10撮影

 <2019年10月31日14:18:58撮影

10月後半は、昼休みに雲が多かったり、晴れても外来が終わらなかったりで、撮影回数を伸ばすことができなかった。もっとも、太陽面のほうは、小さいプロミネンスがちょぼちょぼ出る程度で、彩層面は静まりかえっている。撮影のモチベーションを保つのがたいへんだが、もうすぐ極小期を抜けてくれるものと信じよう。

コスモス&コスモス2019

  • 2019.10.22 Tuesday
  • 20:12

 いつのまにか白木峰のコスモスが満開になっていて、危うく撮り逃すところだった。週末に友人が星景をとりたいというので20:00過ぎに現地で合流。月出が21:30頃、22:00過ぎには曇る予報だったので、予め見当をつけていた構図で手早く撮影した。

 <撮影データ:2019年10月19日21:34〜,AT-X11-20F2.8(11mmF4),EOS80D(ISO200,601sec露出),LPS-P2フィルター使用>

 これは昨年とほぼ同じ構図。昨年は18日21:44からの撮影だったので、なんとほぼ1日違い。今回はしゅこうを変えて、10分1コマにしてみた。比較明合成に比べると星の描写は地味になるが、全体的に落ち着いた雰囲気になる。月が昇る直前だったので、花が暗く沈んでしまった。

 <撮影データ:2019年10月19日22:12〜,AT-X11-20F2.8(11mmF2.8),EOS80D(ISO1600,15secx20コマ比較明合成),LPS-P2フィルター使用

 こちらは前回撮らなかった、下の方のポイント。月から南東側には雲がひろがっていたので、諫早湾と雲仙を入れた構図はあきらめて、北東を狙ってみた。比較明合成で、偶数コマと奇数コマを別々に合成したものを更にディザ合成してみたが、やはり雲が破線になってしまい、不満が残った。

 そこで、試しに星基準でコンポジット。これは加算平均なので雲の流れも自然になる。かわりに地上風景が回転してしまうので、先の画像の地上部分だけをコピペしてみた。これが実際に見た空にいちばん近いかもしれない。

 ところで、今回の撮影中は人が多く、全部で6,7人はいたのではないかと思う。ほとんどが星景を撮りにきていたようだ。火球をみたと話していた人にはスタパーへの誘いをするのを忘れていたが、帰り際に別のひとりには傍を通るときに声をかけてみた。なんでもずっと単独行で星景をされているそうで、残念ながらスタパーの週末は仕事だということだった。そして、撮影中には高校生I氏に遭遇。なんでもロードバイクで登ってきたとかで、さすがに若者は元気がある。そういえば、登ってくる途中にロードバイクを追い越して、こんな時間に物好きがいるものだと感心したが、それが彼だったとは。数年前の秋には撮影中にコスモス花宇宙館のO氏に会ったこともあるし、世間は狭いものである。

いつのまにか満開のコスモス

  • 2019.10.18 Friday
  • 22:02

 先日夜間に機材テストで久しぶりに白木峰に行ったら、なんだかやたらとクルマの出入りが多かった。すっかり油断している間にコスモスが満開になっているようだ。今週末の月廻りはあまりよくないが、星景でも撮ろうかと思い立った。ところが昨年のように禿っちょろけだと、撮影時刻と構図を考えるのに差し支える。というわけで、木曜夕方に下見に出ることにした。

 ところが天候はあいにくの雨。おまけに登る途中でガスに巻かれ、霧中の撮影を覚悟したところが直前に抜け出した。現地についてみると、これがまた珍しく眼下は雲海。陽射しはないが、いつもとは違った画が撮れそうだ。まずは斜面の上から撮影を始め、一番奥まできたところでガスが上がってきて、同時に雨になったので慌てて撤収した。

 レンズはアナモルフィックレンズとAngenieux Zoomで迷ったが、今回はフォーカス送りが必要かと思われたのでAngenieuxに。もとが16mm用なので、スーパー16mm相当のBMPCCでは少し蹴られてしまう。編集のときに彩度を浅くして、すこし古びた雰囲気に仕上げてみた。

 今年のコスモスは、大きく欠けたところもなく、満遍なくよく咲いている。しかし、通路際から2mほどは植えられていないところが多く、特に南東向きでは写真にすると近景が無いので締まらない。土曜の夜はいまのところ晴れの予報だが、星景撮影には苦労しそうだ。

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