25cm惑星用ニュートンの工作(4)

  • 2020.08.14 Friday
  • 19:41

 次は、いよいよベースプレートの工作にかかる。ボルトや部材の強度に不安があったので、これまで作ったパーツを7月末のスタパーに持ち込んで、達人に教えを請うことにした。そして細部が煮詰まったところで、いよいよ工作再開。ten.さん、船長っさん、ありがとうございました(^^)

 まず、嵌まりが硬いほうの鏡筒バンドはクランプで締め上げて、できるだけ遊びをなくす。

 そしてベースプレートへの取り付け。単純にアングル4枚2組を使うことにした。

 アングルは2枚ずつ固定して、まとめて穴開け。

 そしてアングルの穴にあわせてチャンネルにも穴開け。

 チャンネルにはM4キューブナットを仕込んで剛性を確保した。

 締め上げても鏡筒バンドの遊びがとれないので、5mm厚の四角ナットを仕込んでM4ボルト3組6箇所でベアリングを押さえることにした。

 ベースプレートごとアリガタに固定して、ベースプレートと鏡筒バンドのアングルにM4ボルトを追加して、仮組み完了。ようやく立体になってきた。

梅雨明けとともに活動上向き

  • 2020.08.06 Thursday
  • 23:43

 <2020年7月29日12:52:34撮影

 <2020年7月30日16:54:16撮影

 <2020年7月31日13:03:32撮影

 <2020年8月3日13:13:26撮影

 <2020年8月4日13:00:18撮影

 <2020年8月5日12:45:12撮影>

 長かった梅雨がようやく明けて、9日ぶりの撮影。南半球に活動領域が現れていて、すでに子午線を超えて西半球にいる。はっきりした黒点を伴うしっかりとした活動領域だ。それが徐々に西縁に近づいていくと、かわりに北東縁から活動領域が現れた。こちらはスピキュールが撚れたような、ぼんやりとした姿ではあるが、面積はかなり広く、8月4日には子午線に到達している。そして、8月3日には北半球にもうひとつ活動領域が出てきた。こちらはコンパクトで明るいプラージュが認められる。更に、8月4日にはまたまた北東縁から3つめの活動領域が出現。8月5日には小さい黒点を伴っているのがわかるほどになった。一方、プロミネンスも南東縁に背がたかいのが出現し、8月3日以降は手前にまわってダークフィラメントになって見えている。そして8月5日には北東縁に複雑な形のプロミネンスが立ち上がった。

 ところで、急に賑やかな長めになってきた太陽面だが、昨年5月には黒点総対数が最小になり、その後は徐々に上向きになってきているということだ。北半球の黒点総対数はその後も減少を続けていて、6月末の段階では太陽全体での極小はまだ確定していないということだが、そろそろ北半球の活動も活発になってきたのかもしれない。ここ数ヶ月は第25周期の活動に要注目だろう。

一期一会の彗星。

  • 2020.08.01 Saturday
  • 02:11

 7月3日に近日点を通過したネオワイズ彗星が、その数日後から明け方の超低空に姿を現した。1.2等という、北半球ではヘール・ボップ以来の明るさで、ネット上ではすばらしい画像が次々と出てきた。しかし、7月に入ってからというもの、地元北部九州は梅雨前線が停滞していて全く晴れない。そのうち明け方の条件は悪くなり、夕方の北西超低空に見えるようになってきた。

 ようやく晴れ間が見えそうな7月16日、午後休診だったので明るいうちから出撃して、北西が開けた吾妻町の牧場の里に向かった。ところが現地は南側の断層崖に南風が入ってできた低い雲に覆われ、急遽ふもとに場所を移したが、多良山系から雲が流れてきて全く見えなかった。翌早朝にも近所の田圃の真ん中に出撃したが、これも低空に雲が居座っていてアウト。18日には少しでも西にと思い飯盛町に出撃したが、これも雲で沈没。連戦連敗で、蚊に刺された痕だけが増えていった。

 翌19日、休日当番ではあったが、望外に時間通りに終わることができたので、急遽出撃することにした。16日には伊木力のほうから見えたとのことだったので、そこまで行けば太良山系からの雲も避けることができそうだ。というわけで、北西が開けていた覚えがある琴ノ尾岳の山頂駐車場に向かった。しかし、現地についてみると、前回きてからほぼ20年、まわりの樹が成長していて低空はすっかり駄目。おまけに南からの風で山頂は雲をかぶっている。すでに日没は過ぎていたので、近場で見るしかない。大草まで戻って、伊木力方面にすこし入ったところで設営することにした。

 とりあえず、北西方向は晴れ。28mmレンズの固定撮影で彗星像を探しながら、ポラリエに100mmF2.8を載せる。まだ明るい写野に彗星像を確認して、北極星が見えてきたところでポラリエの極軸をセット。試写してみたが、10秒露出でも流れてしまう。何度も極軸を微調整するが、うまくいかない。その間にも固定撮影は続けていた。

 <撮影データ:2020年7月19日21:14:33〜,Voigtlander COLOR-SCOPAR28mmf2.8(28mmF2.8),EOS80D(ISO800,15secx23コマ恒星基準合成)

 23コマを恒星基準でコンポジットしたら、すこし強い画像処理も受け付けるようになった。細く青いイオンテールと、扇形に拡がったダストテールの組み合わせは、ヘール・ボップ彗星を彷彿とさせる。8x40双眼鏡でも、明るく輝く頭部から、視野一杯に尾が延びていて、とても印象的だった。

 <撮影データ:2020年7月19日21:28:40〜,EOS600Da(ISO1600,15sec,HEUIB-IIフィルター),EF100mmF2.8USM(100mm,f2.8),9枚コンポジット

 しかし、ポラリエのほうは星が停まらない。10秒はおろか、5秒でも流れてしまう。何度か極軸望遠鏡を覗いているときに、電源が切れているのに気付いた。あわてて電源を入れると、星はきれいな点像になった。10秒露出でしばらく撮影していて、薄明がおわったのだから露出を伸ばせるはずと気付いて15秒に。それからカメラの向きを南北にあわせようと思い出して構図を決めたところで、彗星は低空の雲に隠されはじめた。雲がかかっていないコマを選び出してコンポジットしたのがこの画像だ。

 それからは、だんだん雲に隠される時間が長くなってきた彗星を、しばらく双眼鏡で見送ってから撤収した。翌週の平日は彗星どころではなく、連休はまた雨続きで、いろいろと用事もあって、28日にみたときは、モヤのせいもありすっかり暗くなってしまっていた。彗星との遭遇は、まさに一期一会。たったひと晩ではあったが、梅雨時にもかかわらず、大彗星の片鱗をしっかり見ることができて幸運だったと思う。

7月、梅雨空の太陽。

  • 2020.08.01 Saturday
  • 01:38

 <2020年7月1日18:07:00撮影

 <2020年7月8日12:45:12撮影

 <2020年7月16日15:38:01撮影

 <2020年7月17日12:47:46撮影

 <2020年7月20日12:36:20撮影

 梅雨時期の撮影は、平気で1週間以上も間隔があいたりする。しかし幸いなことに、時折ちいさいプロミネンスが見えるだけで、活動領域がまったく見えない状態が続いている。太陽が撮れなくても口惜しくないかわりに、撮影できたときの達成感も乏しい。それでも、活動領域が見えないことも大切な結果だと思うことにしている。修行が修行たる所以だろう。

25cm惑星用ニュートンの工作(3)

  • 2020.07.18 Saturday
  • 21:40

 採寸ミスで作り直しになったプレートの切り出しを行った。まずは6枚揃ったところで片面だけ固定して仮組してみたが、やっぱり少し寸法が合わない。これ以上の精度を出す自信も能力もないので、6組のプレートのうちの最後の1箇所を現物合わせでつくることにした。

 穴なしの現物合わせ用プレートも含めて切り出し、12枚は3.5mm穴にして、残り12枚にM3タップでネジ山を切った。

 連結プレートは1mm厚、アングルは1.2mm厚なので、スペーサーをかませて強度を確保する。

 まずはひと組み。ベアリングの厚みが10mmで、コ字アングルの内寸とぴったり合うのが今回のプランのキモ。ベアリングに穴を開けなくてもしっかり保持することができる。

 しかし、連結プレートの角は凶悪。現物あわせで罫書いてから・・・

 金工ハサミでカット。仕事で切っている骨折固定用のアルフェンスシーネよりも薄いので問題なし。

 これで暗闇で触っても怪我しないですみそう。

 もうひと組みはベアリングがすこし厚いのか、なかなか奥まで押し込むことができず、調整無しで組み立てることができた。次は、このふたつを連結して、アリガタプレートに固定する工程になる。いちばん強度に不安があるところで、目論見通りにいけるかどうか微妙なところ。不足している工具もあるので、取り寄せている間に構想の細部を再検討しようと思う。

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