涼しげな動画など。

  • 2018.08.16 Thursday
  • 20:16

 7月の動画を今頃編集。3本目のAngenieux、9.5-57mmT1.6-2.2を実戦投入した。17時過ぎになって高来町の轟峡へ。ブユの猛攻に耐えながらの撮影。ホワイトバランスが昼光のままだったので、色が転んでしまったが、後の祭り。。

 使用感は、広角がこれまでの12mmから9.5mm、フルサイズ換算で34.5mmから27.4mmになったので、かなり広々と撮れるようになった。一方の望遠は120mmから57mm、フルサイズ換算345mmから164mmになったので、すこしもの足りない。しかしいざとなれば1脚なしでもなんとかなりそうだ。そして何より最短撮影距離が約1.5mから0.6mと大幅に短くなって、接写ができるようになったのは嬉しい。広角域での蹴られも少なそうで、いまのところ持っている3本のうちでいちばんバランスがとれたレンズだ。

 そして雲仙市瑞穂町の岩戸さんへ。素麺流しのあとに岩戸神社を。後半の神社のカットで、つい樹の高さにつられて縦方向のショットばかり撮ってしまい、あとで編集に苦労した。もうすこし全体の流れを考えて計画的に撮らないといけないようだ。

ちぐはぐな星見。

  • 2018.08.13 Monday
  • 22:38

 8月にはいってしばらくすると、台風の影響もあるのか、それとも上空に寒気が入っているのか、シーイングが荒れることが多くなった。火星より高いところで、ベガやアルタイルがじらじらと瞬いているのを見ると、いくら晴れていても惑星装備を出す気にはならない。夏のスタパーの天気予報も曇りになってしまったところで、消化不良にならないよう、快晴の9日晩に白木峰に出撃した。

 <撮影データ:2018年8月9日23:57:20〜,AT-X1120(11mm,f2.8),EOS80D(ISO3200,20sec)>

現地到着するなり明るい散在流星が流れ、その後も散在やペルセウス群がぽつぽつと流れる。シーイングが良くないぶん、透明度は素晴らしく、本来なら市街光が強い南西方向から天の川がしっかり立ち上がって、そのまま白鳥痤からカシオペアを通って、北東の山並みまでつながっている。R-140SS改IIを組み立てている間に火星と天の川を放置撮影していたら、いつのまにかペルセウス座群の流星がとびこんだ。この日は明るくなってきた21Pジャコビニ=ツィナー彗星を狙ったのだが、数コマおきにガイドが暴走し、おまけにフラットもダークもファイルが壊れていて、まともに処理することができなかった。

 そしてスタパー当日。夕方にはすこし晴れ間はあったが、21:30頃現地到着するなり雨がぱらぱら。佐世保から友人が星景の予行にと来ていたのだが、しばらく待っても好転の気配はなく、22:00すぎに帰ってしまった。その頃からすっかり宴会モード。ところが次第にまとまった晴れ間が出てきて、深夜にはかなり見えるようになった。友人が帰ってしまったのが悔やまれるが、こちらの装備もちぐはぐである。まず、25cm反射で自動導入しながらまったりと眼視をする予定だったのだが、その25cmは置いてきてしまった。R-140SS改IIならあるが、直焦用のカメラがない。また、一般撮影用にEOS80Dと28mmはあるが、ケーブルレリーズ類と広角レンズはない。仕方ないのでR-140SS改IIを出して、しょぼい眼視など。あとは明け方に向けて増えていくペルセ群流星を愛でながらの宴会だったが、ほろ酔いでうたた寝している間にブヨに両手足をひどく刺されてしまった。数日たってこれを書いているいまも痒くて仕方が無い。

 <2018年8月12日23:30,AT-X1120(11mmF2.8),EOS80D(ISO3200,19sec),LPS-P2フィルター使用,SILKYPIX6で現像,PhotoshopCS6でトーン調整>

 スタパーは楽しかったが、星に関してはどうにも不完全燃焼だったので、スタパー翌日にも小長井に出撃。今度は25cm反射も持って行き、鏡が冷えるまでは固定撮影と自動導入での星雲星団の眼視を楽しんだ。ここはさすがに白木峰より空が暗く、天の川もいっそう見事である。鏡が冷えた頃合いで火星に向けて見たところ、これが川底の小石を見るようにはっきりしない。試しに撮影してみても、全く使い物にならない。ここで25:00前。帰ろうかとも思ったが、先日失敗した21Pのリベンジ撮影をしようと思い立った。

 <2018年8月13日01:09:43〜01:58:51,R-140SS改II(d=140mm,F3.06),EOS600Da(ISO1600,180sec,16コマコンポジット,HEUIB-II)>

 ガイドは修正量が過大にならないように1.5秒間隔におさえて、3分16枚露光が無事に済んだ。スカイフラットとダークを8枚ずつ追加して、さっさと撤収。今度は無事に処理することができた。

 21Pは撮影時点でカシオペアのWの左端のあたりにいて、天の川に入っているためか、微光星が多い。彗星基準コンポジットでは星がうるさくなり、かといって恒星基準にすると彗星が長く伸びてしまう。そこでDeepSkyStackerの彗星・恒星両基準コンポジットを使って処理してみた。これは恒星と彗星頭部の位置合わせはしてくれるが、暗いイオンテールなどは恒星基準になるので不鮮明になってしまう。幸い、21Pには短いダストテールしかないので、不自然にならずにすんだ。7.6等級の彗星が現在のところいちばん明るいというのは少し寂しいことではあるが、小さいながらも彗星らしい姿をしているので、結構楽しかった。あとは火星が小さくならないうちに、もうすこし気流が落ち着いてほしいものだが・・・。立秋からこちら、急に夜は秋の気配がするようになった。夏の好シーイングも終わってしまったのだろうか・・・。

極小期でも・・・

  • 2018.08.13 Monday
  • 22:05

 <2018年8月3日13:28:06撮影>

 <2018年8月4日12:23:49撮影>

 <2018年8月6日13:34:20撮影>

 <2018年8月7日12:48:07撮影>

 <2018年8月8日13:04:43撮影>

 <2018年8月9日15:11:59撮影>

 とにかく雨が降らない。途中、出張がらみの欠測はあったものの、そのほかは連日撮影できている。南半球の活動領域は衰退し、かわりに東縁低緯度にプロミネンスと活動領域が出現した。この時期、プロミネンスつまりダークフィラメントは、彩層の磁気中性面に沿って現れるということで、低緯度のフィラメントは南北方向に長く、高緯度のポーラークラウンフィラメントは東西方向に長くなるそうだ。今回あらわれたフィラメントにはその特徴が良く出ている。最近はこのように、何らかの活動があるのでそこそこ面白いが、活動領域もスピキュールの捩れ程度で、プラークや黒点を持つほどにはならないところが極小期ではある。

レンズからはじまる、沼。

  • 2018.08.09 Thursday
  • 21:12

 コトの発端は、写真部現役引退したムスコが、RICOH GRIIを所望したこと。どうやら受験勉強中の気晴らしにというつもりらしい。するとムスメも黙っていない。もともとコンデジのスナップでは面白い画を撮っていたのだが、ムスコを追って写真部デビューしたときにデジ1を使い始め、逆にいろいろ考えすぎてシャッターを切れないとぼやいていた。そこにGRIIを見せられて、何かスナップシューターが欲しい、となったわけだ。

 折悪しく?そこにレンズがあった。昨年BMPCCを入手したときに、とりあえず安価でコンパクトなμ4/3レンズをと、パナのLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.なる長ったらしい名称のレンズを入手して、結局は使いにくかったので放置していたのだった。そして、これをGM1に付ければポケットサイズで高画質のカメラが一丁上がり、となりそうなのに気付いた。さっそく調べてみると、代替わりしたGM1Sと、EVFを内蔵したGM5があるという。両者を比べてみたが、デジ1でシャッター切れない病になったのにEVFはなかろう、それに背面液晶も小さくなるし、というのでGM1Sの中古を撃墜した。

 届いたのは久しぶりの江戸出張の朝。いちおう満充電のようだったので、実戦テストするためにそのままカバンの中へ。ズーム付きでは意外と嵩張ったので、とりあえずボディキャップレンズ15mmF8をつけておいた。移動中は寝落ちしていたので、初日夕方に取り出してファーストライト、ところが「レンズ無しレリーズを有効にしてください」とメッセージが出て、初期設定すらまだだったのを思い出した。

 その後はとりあえずレンズ無しレリーズだけ有効にして、学会懇親会へ。懇親会がおわってから、ほろ酔い気分でスナップを。地元にはない、街中の旧いガードは好物である。

 これは時計台らしい。ゲイジュツがバクハツしておられる。ほろ酔いなので塔の基部が白跳びしているのに気付かなかったが、まあ良しとしよう。

 朝の窓から。広角端でも開放F3.5と暗いので、窓のメッシュを飛ばしてしまうことはできない。RAWで撮影して、SILKYPIXのデジタルシフトでパースペクティブを補正してみた。

 これは逆に、ボディキャップレンズ9mmF8フィッシュアイを上に向けて。もともと建物も湾曲しているので、少々歪んでも気にならないところが面白い。あれこれカスタマイズをして手に馴染むようになってきたら、自分用にも欲しくなってきてしまった。昨年秋に恐れていた、μ4/3のボディ沼というやつがこれだろう。

 もとはといえば、ムスメのためのスナップシューターだったのだが、当の本人はまだ使っていない。どうやらGRIIにこだわりたいようだが、本当に画角がそれで良いのか、確認するためにもまずは使って欲しいものだ。で、うまく換算28mmが良いとなれば、GRIIを増殖させて・・・と物欲妄想ばかりがふくれあがっていく。私自身はまだGRIIには触っていないが、触るとますます沼にはまりそうなのでやめておこう。

火星は不調。

  • 2018.08.09 Thursday
  • 17:26

 火星は7月31日に2003年以来の大接近を迎えたが、ちょうど台風が接近していて撮影することができなかった。28日の月蝕前数日間も良かったようだが、夕方になると雲が出て、諦めてデスクワークを深夜までして外に出ると晴れている、といった状態。8月に入ってから、平日に強行出撃してみたが、台風の影響が残っていて不満足な動画しか撮れなかった。

 それでも計画的に大量コンポジットをしてみようと、20本の動画をちまちまと処理してみた。これで2003年にMN61で撮ったのと同じくらいの分解能だ。大きくて重い25cmを使った労力が虚しく感じられる。ただ、20000フレームを目標にしたので、すこし画質が悪いフレームまで拾いすぎているのかもしれない。

 6月22日とほぼ同じ位相だが、ヘラス盆地の輪郭がかわっているのはダストストームが晴れてきたからなのかもしれない。南極冠は縮小していて、季節がすすんでいるのをうかがわせる。

 <2018年8月2日01:02:34〜01:22:56に撮影した20本の動画から19822フレームコンポジット、ウェーブレット・最大エントロピー処 理、ORION25cmF4.8反射、TeleVue5xバーロー、ZWO ADC使用、DBK21Au618As、1/30sec、30fps>

 そして翌日。白木峰まで行く余力がないので、クリニック駐車場に設営。狭い道路をはさんで向かいの菓子舗の上にある間は気流が荒れていたが、そこを過ぎると前夜より気流がおちついた。そこからスーパーの屋根の輻射熱に影響をうけるまでの30分ほどは、まあまあの動画を撮ることができた。次第に荒れてきたので15本で切り上げたが、選択するフレームもすこし絞り込んで、12000フレームを目標にしてみたところ、前夜よりすこし良い解像度が得られた。

 <2018年8月3日00:23:27〜00:38:38に撮影した15本の動画から11972フレームコンポジット、ウェーブレット・最大エントロピー処 理、ORION25cmF4.8反射、TeleVue5xバーロー、ZWO ADC使用、DBK21Au618As、1/30sec、30fps>

 右側、西縁で大シルチスが朝を迎えたところだ。左側にはキンメリア人の海から垂れ下がる、通称キンメリア人の涙がふたつ見えるはずだが、うまく描出することができなかった。良くなったとはいえ、まだシーイングが荒れている。

このあとも撮影を狙っているが、これを書いているここ数日、火星より高いところでアルタイルやデネブがさかんに瞬いているところをみると、機材を出す気力がそがれてしまう。ちょうど月齢も良いし、カシオペア座あたりで明るくなっているはずのジャコビニ=ツィナー彗星でも狙ってみようかと思う。

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