外海で滲んでみる

  • 2019.10.10 Thursday
  • 17:42

 日曜の昼過ぎ、長崎市内で4時間ほどあき時間ができたので、外海のほうに撮影に出てみた。主目的はBMPCCでアナモルフィックレンズを使ってジンバル撮影をすることだったので、スチル装備のほうは思い切り絞って、EOS80Dと安原製作所MOMOの1本勝負。

 メインの撮影地は黒崎教会、まずは正面のマリア様を。白い被写体は滲みの定番とばかり、よい具合に滲んでくださった。

 格子戸がおとす影が面白かったので。窓の奥に、反対側の窓の色ガラスが見えている。

 室内に移って、小さな聖母子像。コントラストが強いので、なかなか難しい。こっそり滲んでみた、という雰囲気。

 海辺の聖堂らしく、シャコ貝の飾りがある。この辺でとれたものなのか、それとも南方から持ってきたものか。摩滅した床に色ガラスの透過光を反射させて。

 浄財箱。ベンチに反射する光がうまい具合に滲んでくれて、色味を強調。

 そのへんの河原で拾ったらしい重石に花模様が描かれていた。このレンズ、気前よく滲む一方で、ピントが合ったところの輪郭線は繊細でシャープなところが面白い。

 大野集落のほうでは滲みに向いたシーンがなくて、高台から海を。無限遠でピントが出るとは限らないので、むずかしい。微妙に色収差もあるようだ。

 ここでセットしておいたアラームが鳴って、時間切れ。まっすぐ長崎市内に向かい、到着後5分と待たずに家内とムスメを回収した。もっと先の雪浦あたりも滲ませてみたいが、それはまたの機会に。

鉢巻山は不発。

  • 2019.09.19 Thursday
  • 16:55

千々石で撮影した翌日、連休2日目は大村の鉢巻山に。そろそろ彼岸花が咲いているのではと思っていたが・・・

白は満開。あと、少しだけ黄色があったが、敷地の隅っこのほうであまり写真向きではなかった。期待していた赤はまだ2,3箇所だけで、ほとんど咲いていない。ここでBMPCCをジンバルに載せて撮影しようとしたが、日向では背面モニターがほとんど見えず、結局はジンバル無しで液晶フードをつけて撮影することになった。ジンバル撮影のときは外部モニターがあったほうが良いのかもしれない。

そんなこんなで兎を2羽おいかけると、ろくなことはない。蝶がきても撮り逃すし、片手間のスチルでは構図を煮詰める暇も無い。木漏れ日がきれいだったので撮ってみたが、なんだかごちゃごちゃしてしまった。

一方、ムスメのほうはといえば、40mmF2.8の撒き餌レンズを使いこなしてこんな1枚を。理屈ではなくてこのフレーミングができるところがなんとも。親爺完敗である。学生時代に友人から『あんたの写真には絵心がない』といわれたのを思い出した。それ以来、「写真が趣味」とはいわず、「カメラが趣味」というようにしている。

千々石で夏のおわりを追って・・・

  • 2019.09.19 Thursday
  • 16:21

日曜の夕方、ふと思い立って、千々石の浜で夏のおわりを追いかけてみた。

浜が痩せて閉鎖になった海水浴場の駐車場。まずは安原製作所のMOMO、43mmF6.4のソフトフォーカスレンズ。久しぶりに持ち出したのでピントが難しいが、シャープな輪郭線と独特の滲みが持ち味。

砂浜はさすがに痩せていた。波打ち際に底の転石が見えるくらい。

千々石川の河口あたりに移動して、町並みを。

橋の上には夕涼みのお爺さん。

河口にある福石様は、かつて津波から集落をまもったという伝承がある。この津波、震源は天草西沖ともいわれているが、くわしいことはよくわからない。

 

ここからは、滲み写眞はやめて、フォクトレンダーの28mmF2.8にバトンタッチ。

 

だいぶ陽が傾いてきた。並行して撮影していた動画では、縦横比を間違えてしまい使えなかったカットだ。

カーブミラーに夕陽。

川沿いの建物にあたる陽射しも淡くなり、撮影終了。なんだかんだで2時間ほど粘っていたことになるが、久しぶりの撮影を楽しむことができた。ここはじっくり撮影するもの面白そうだ

唐比のハス園で生き物撮影。

  • 2019.07.16 Tuesday
  • 16:02

 今年は唐比ハス園にいきそびれているうちにハスのシーズンが終わりかけてしまった。ハスは空振りでもトンボがいるからというわけで、海の日に急遽出撃。ここでトンボを撮るには300mmが最適だったが、手許になかったので200mmを主砲にした。

 ハス池から駐車場横にあふれてきた水たまりに、アサザが花盛り。豪華なハスよりも、実はこちらのほうが好みだったりする。

 水たまりの周囲を、チョウトンボがさかんに飛び回っていた。ホバリングもほとんどせず、葉先にもなかなか停まらないので意外と手強い被写体である。

 水たまりの中は、メダカとこの魚がたくさん。ブルーギルの稚魚にも見えるが、背びれ後方に斑点があるので、違う魚かも。

 シオカラトンボが群れているエリアもあったが、群れているといっても4,5匹だけ。他にショウジョウトンボもいたが、チョウトンボが圧倒的多数派だった。

 こちらのチョウトンボは木道のすぐそばで見張り中。カメラマンにも人気者だった。

 ハスの花はきれいなのはほとんどなく、風も強かったので葉の水玉も残っていなかった。

 泥炭地のあちこちに水がしみ出していて、アオスジアゲハが吸水にやってきた。飛行中はとても追いきれず、とまったら羽根を閉じるので、これも手強い相手だ。

 唐比古代ハスとチョウトンボ

 水面になにか大きな影がのたくたしていたので見ていたら、スッポンが浮き上がってきた。葉っぱにしきりに噛みついて、裏になにかついていたのだろうか・・・

 チョウトンボの飛行ルートで待ち構えて、飛行中を撮影。フィルムと違って惜しげ無くシャッターを切れるので、数打ちゃ当たる。背景はアサザの池だが、花は駐車場横の水たまりのほうがきれいだった。

 睡蓮はまだ花盛り。それともこの葉っぱはオニバスだったか・・・?

 浮き草に覆われた水面に、ハンミョウが数匹。開けた地面にいる虫だが、身軽な彼等にとっては水面も無関係か。

 1匹がもぐもぐしていたのでよく見たら、なんと喰われているのも同じハンミョウのようだ。縄張り争いの果てか・・・?

そんなこんなで2時間あまり、ほとんど生き物ばかり撮影していた。BMPCCにもAngenieuxのシネ用ズームをつけて、バッテリー1本をきれいに撮りきった。まだ編集作業が残っているが、面倒でも楽しみではある。

外海彷徨。

  • 2019.05.18 Saturday
  • 23:21

 日曜の午後、外海の大中尾棚田の田植え日程を確認しようと思い立って、カメラ片手にふらりと出掛けた。

 大中尾棚田は神浦港から神浦ダムへの途中にある。まずは現地の掲示板で日程を確認して、それから神浦ダムの周回路へ。堰堤の側は閉鎖されていたので、反対側から突入してみると、ふたつあるうちの最初の流れ込みを渡ったところでゲートで閉鎖されていた。この流れ込みの沢に久しぶりに入ってみた。道端には素朴なヤマアジサイが木漏れ日を浴びていた。

 沢におりてみると、あたりにエゴノキの花が散り敷いていた。木漏れ日は移動が早く、きれいにスポットライトが決まっても、1,2分もするとすっかり変わってしまう。このショットは手前のハイライトにピントを合わせなおすべきだった。。

 気を取り直して1枚。カラースコパー28mmには偏光フィルターを常備しているので、水面が入るショットには便利だ。

 もともとうつむいて咲いている花なので、地面にそのまま落ちると裏返しになる。

 小さい流れに集まって整列。このショットを撮るときに、苔で滑ってシネマカメラのレンズキャップを川に流してしまった。この沢に入るのは、ほぼ30年ぶり。記憶にある沢は、結晶片岩の回廊が白銀に輝いていたのだが、すっかり錆色にくすんでしまっていた。

 すこし下ると、滝の上に出る。この滝もこんなに細かったかな・・・当時使っていたカメラはOM-2S/P、崖際に腹ばいになって腕を差し出してノーファインダー撮影したが、現像に出してみたら、未露光だといわれた。たしかに巻き上げレバーが止まるまで撮影したはずだったのに・・・いまでも腑に落ちない件だ。今回はバリアングル液晶の恩恵にあずかり、腕を突き出しながらも構図を決めてリベンジすることができた。ここだけレンズはAT-X1120の11mmで。

 こちらはGM5にオリンパスの14-42パンケーキズーム。42mm(84mm相当)で。水中に続く岩盤が陽光にきらめく。カヤックでアプローチしたいところだが、ここはボート禁止。

 帰りに、大野集落に観光客向け駐車場の案内をみつけたので、クルマを停めて大野教会へ。結晶片岩を積み上げたド・ロ壁が特徴の、こじんまりした教会だった。

 日曜夕方でちょうど戸締まりがおわったところ。飾り気の無いところがかえって清々しい。

 集落へと降りながら、振り返って1枚。レンズは28mmだけしか持ってこなかったので、次はフル装備で出直そう。

 出津の港で。夕陽にはすこし早すぎる、半端な時間帯。

 小さい港だが外洋に面しているので防波堤は立派。これだけモノクロにしてみた。

 これは大野集落の駐車場から、池島の第2縦坑を入れて。外海といえば冬の鉛色の眺めが印象的だが、のどかな春のベタ凪もまた良い雰囲気。3連写してそれぞれのRGBチャンネルを合成、コントラストをいじれば往年の緑川洋一氏の瀬戸内海のような雰囲気になる。というか、3原色のフィルターで多重露光していたオリジナルの猿真似であるが、全体のカラーバランスを考えて露出時間を調節していた本家にはとても敵うものではない。

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM