久しぶりに、滲み写眞。

  • 2020.06.10 Wednesday
  • 23:54

 5月28日の零密活動のスチル、久しぶりに43mmソフトの一本勝負にした。このレンズ、開放では球面収差が大きくてピント位置を見極めるのが難しく、だからといって絞り込んであわせてもピント位置が移動するというやっかいなものだ。撮影してはモニターで確認してと、忙しいことこの上ない。おまけに無限遠になると、合ったようでなかなか合わないから諦めることもあり、なかば持て余しているような状況だった。

妙見岳から国見分かれまでの稜線上で。このレンズ、木漏れ日は得意種目。繊細な輪郭線に華やかなフレア。これを撮らずにどうするかという状況。

一方、遠景は大の苦手。このときは国見岳斜面のミヤマキリシマが目安になって、なんとか合わせることができた。

岩戸神社の舞台。ここはクリアに撮ると荘厳な雰囲気になるところ。木漏れ日が主光源なので、滲ませてもおもしろい雰囲気になった。ピントを確認するため再生画面を拡大していて、どうせ風景なら速射性はいらないので、ライブビューで拡大してピントをあわせれば良いのではないかと思いついた。瓦屋根にピントをあわせてみると、思いの外快適だった。

舞台を谷側から。これまでの苦労がうそのように、ピントがさくさくと合う。

大きな杉の木が多く、うねった樹皮も見応えがある。

田代原ではまだ早かったヤマボウシも、里では満開。水田に映える白が綺麗だった。

最大の課題だったピントが解決したソフトレンズ、ライブビューに慣れると、スナップにも対応できそうに思える。しばらくは滲み写眞が面白そうだ。

沖縄最終日

  • 2020.02.06 Thursday
  • 16:11

 沖縄出張最終日は、16:00にレンタカーを返却するのが門限。南北どちらに行くか迷ったが、例年より早く桜の開花宣言があったというので、まずは北部の八重岳へ。

 桜祭りまではまだ1週間あり、咲いている木は全体の2割もない。その中でも満開の木が1本だけあったので、じっくりと撮ってみた。

 まだ花が少ないので、見物人も蜂もこの1本に群がる。カラスアゲハも飛んできて、たっぷりと蜜を吸っていた。

 ふつうアゲハの類は動きが速く、AFでも撮影には苦労する。しかし、気温が低いせいか、この蝶は動きが鈍く、あわせにくいソフトフォーカスのMFでもきちんと合焦することができた。

 遅い昼食を八重岳のふもとで食べたあと、ムーチーを入手するために牧志へ。公設市場は解体新築中だが、もうすこし奥のほうに行くと、まだまだ古いたたずまいが残っている。果物店の店先は南国らしい華やかさ。

 この重なり具合がなんとなくアジア風で、この辺りにきたらついつい撮ってしまう。

 昼なお薄暗い一角。すこし洒落た吞み屋さんが増えているので、夜に漂流しても楽しいかもしれない。

 中華風の一角もあるが、閉まったシャッターが増えているのがすこし寂しい。この辺りは観光客も多いのだろう。通りすがりのおばぁが、『わたしをとらないでよ』と一言残して去って行った。これも写ってないので問題なし。

 前にも書いたように、今回のスチルはこのレンズの1本勝負。メーカーサイトでの作例写真は台湾だったが、どうやら亜熱帯の湿気を撮るには適しているようだ。機会があれば、台湾や東南アジアあたりで一本勝負をしてみたいものだ。

嘉陽散策〜やんばるの小さな集落で。

  • 2020.02.06 Thursday
  • 14:55

 久しぶりにシーカヤックを漕いだあと、宿に帰る前に、嘉陽の集落を散策した。レンズは安原製作所のMOMO(43mmF6.4)の一本勝負。普通の旅だったら沖縄まできてこれ1本というのも不安があるものだが、学会出張で荷物を絞りこむ必要があったので、思い切ってこれにした。

 『嘉陽の家』の正月飾り。バックを暗くおとした白は、ソフトレンズの得意分野だが・・・とにかくピントがつかみにくい。

 集落の中央には大きなガジュマルがある。一帯は嘉陽貝塚と呼ばれる遺跡で、その頃から連続して居住地になっているようだ。樹の上に手作りシーサーがいた。

 さがしてみると、他の枝にも。樹の上で遊ぶとは、なかなかお茶目なシーサーだ。

 こちらは真面目に門柱の上。なんとも良い風化具合である。生活の場に直接レンズを向けるわけにはいかないが、ここは更地になっているので問題なし。

 海岸沿いに鬱蒼としていたモクマオウの防風林は、10年ほど前の台風で壊滅してしまったが、集落内にはフクギの屋敷林があちこちに残っている。そして木の電柱が残っていた!奥に見えるのは、芭蕉か島バナナか・・・

 真冬ではあるが、あちこちに花が咲いているあたり、さすが南国。夕暮れまでのわずかな時間を、ゆったりと過ごすことができた。さすがに寒かったので、帰りは名護曲に寄って、中味汁の定食で温まった。宿では泡盛の小瓶とオリオンビールで部屋吞み。やんばるの海と陸をたっぷりと楽しんだ1日だった。

密閉型アルコールストーブをつくってみた

  • 2019.12.29 Sunday
  • 23:19

 星見のときの湯沸かしに、UCCブラック缶でつくったアルコールストーブを使っていた。これまで実戦投入したのは3,4個。すべてCHS型式と呼ばれているもので、2重壁の間の毛細管現象で燃料を吸い上げた燃料に、缶の中(通称バスタブ)で燃焼した熱を加え、縁の環状の空間で気化させて、ジェット孔から噴き出させて燃焼させるというもの。バスタブの開口部を拡げたら真冬でも5秒でジェットが立ち上がるが、火力が弱いバスタブ燃焼がずっと続くので燃費が悪く、300ml沸かすのに20~30mlの燃料を消費していた。

 そこで、燃費をよくしようとあれこれ工夫してみたが、なかなかうまくいかない。バスタブ開口部を小さくしても、立ち上がりが遅くなるだけで燃費はさほど変わらない。そこで更に開口部を小さくして、パルスジェット燃焼させると立ち上がりが速くなるのではと考えたが、ジェット孔から圧が抜けるのでパルス燃焼は維持できないし、燃料は飛び散るしで散々だった。

 一方で、ワイン瓶のキャップを使ったマイクロストーブもやってみたが、5mlではどうやっても200mlをぎりぎり沸かすことができない。そこで、中間をとって、ウコン缶サイズでつくってみることにした。

 そこでできたのが、このストーブ。瓶型の缶なので、チムニージェットストーブも作れるが、接着剤を使わない主義なので、できる型式は限られる。はじめはオープンジェットのバスタブの高い位置に孔をあけて、火力自動調節式をつくってみたのだが、いったん熱がこもるとバスタブと外周タンクの交通がなくなってもなかなかジェット圧が落ちず、うまく作動しなかった。そこでいっそバスタブと外周タンクの交通をなくしてしまうとどうなるか試してみよう、という経緯で出来上がったものだ。

 つくりかたは、こちら。1缶で1個でき、接着剤は使わない。ジェット孔は内縁式トルネードで、燃料補給はジェット孔から。バスタブに燃料を入れて着火すると熱が外周タンクに伝わって、気化してジェット孔から出てきた燃料に引火する。バスタブ燃焼が続いている間はタンクに熱が加わり続けるので強火になり、バスタブが空になると密閉型ストーブになって燃費を稼ぐ。ジェット燃焼とバスタブ燃焼の時間を別々に制御できるようになったのが最大の特徴だ。

 このストーブで、外周タンクに7ml、バスタブに1mlで5分30秒ほど燃焼し、200mlの水をぎりぎり沸かすことができた。そこで外周タンクに10ml、バスタブに2ml入れて、300mlの水を沸かしてみたのがいちばん上の動画。途中で熱帰還が多くて軽く暴走しているが、これは密閉型の宿命らしい。野外では風もあるし気温も低いので、たぶん問題ないだろうと思っている。

今年の紅葉見物。

  • 2019.12.09 Monday
  • 22:21

 今年は雲仙紅葉登山を逃してしまい、なんとなく諦めかけていたが、三十路苑がそろそろ盛りかと思い出撃することに。

 11月24日、到着は日没直前。水鏡の紅葉の表情がなかなか出ずに苦しんだ。偏光フィルターをつけているのでシャッタースピードも遅い。おまけにシネマカメラとジンバルを持っているので、実質片手持ち撮影。ほとんどはブレとボケの世界になってしまった。

 しばらくすると、ライトアップ開始が始まったが、まだ空が明るいのでいまひとつ。

 それでもあちこち撮ってみる。

 薄暗い界隈になると、なかなか良い雰囲気になってきた。

 一部を切り取ってみる。すべて40mmF2.8の撒き餌レンズを使っている。

 ゲート近くの売店をのぞんで。珈琲は自家焙煎だそうで、美味しかった。BMPCCとジンバルで撮影しているのだが、編集はすこし先になりそうだ。

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