梅雨への準備。

  • 2014.05.15 Thursday
  • 16:26
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 先日購入したCoolBarはピアスの穴あけのときに活躍している。どうせ安物だからたいしたことあるまいと思っていたが、いやいやどうして。1分ほどで結露するくらい、なかなかの冷却性能だ。そこで、もしやカメラの冷却に使えるかもと思って検索してみると、いろいろと先人の成果がひっかかった。
 このCoolBAr、分解するとペルチエにヒートシンクとファンが一体になったものが出てくるようで、これをバリアングル液晶搭載のカメラ背面にぺたりと貼り付ける簡易冷却が面白そうだ。ウチのオリンパスE-20もバリアングル液晶だが、残念ながらこれは仕事用。天体用に改造したX2は固定液晶であるため放熱板の工作が必要。フレームの切断や基板の防水加工が必要になる。
 ここで選択肢がふたつ。X2の改造を強行するか、X5の中古を入手して改造するか。工作難易度ならX5のほうがはるかに簡単だが、フィルター交換や外部電源アダプターなど、いろんな工作が付随してしまうので結構なコストがかかる。かといって、X2の冷却改造はかなり難易度が高い。コストと工作難度とどちらを優先したものだろうか。
 現時点では冷却改造の細部は煮詰まっていないが、どちらにしても冷却系のパーツは必要である。そこで、熱帯雨林でCoolBarの最安値を探して、前回より?200ほど安く撃墜した。品が無いピンクだが、用があるのは中身だけなので、問題なかろう。あとは防水コート剤やUSB移設用のケーブルなど、細々したパーツを調達すればよろし。結露対策も考えておかないと。妄想しどころはいろいろあるので、またしばらくは楽しめそうだ。

プチ物欲。

  • 2014.01.14 Tuesday
  • 20:44
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 とある中国の怪しげなサイトで、こんなものをポチりました。これ、Arduino用の電源ユニットで、組み立て済みのDC-DC降圧回路です。送料込みで400円ちょっと。他にも熱帯雨林でKissX2用のACアダプター互換品も撃墜。あと必要なシガーライターソケットは、近所の百均で調達するつもり。これだけあれば、KissX2のDCアダプターを作ることが出来ます。最近の寒さで、一晩にバッテリ−3個も消費する有様に耐えかねて、いろいろと情報をあつめていたのですが、組み立て済みの回路ではこれがほぼ唯一の選択にして、ほぼ最安値。使用例もみつかったので、サイトの信頼性は差し支えないかと。
 この工作がうまくいけば、直焦撮影中の電池切れに悩まされることはなくなるはずです。前回のコントロールケーブルの工作にはあえなく破れてしまいましたが、なんとか一勝一敗までは回復しておきたいところ。モノが良ければ、更に昇圧回路をポチって、Temmaを24V運転したいところ。そうすれば導入速度が速くなり、ずいぶん快適になるはずです。

R-140SS改造計画・今後の方針など。

  • 2014.01.04 Saturday
  • 21:50
 斜鏡落下事故を乗り越えて復活したシュミットニュートン改造計画、第2期改造もいよいよ大詰めに入ってきました。光軸調整はもはや素人の手に負えるものではなさそうなので、コスモス花宇宙館の星見人さんにお願いしています。年末にクリニックまで往診(笑)していただいて、粗調整まではできたのですが、これ以上の調整には宇宙館で人工星を使った追い込みが必要です。

IMG_6459.jpg

 これは往診していただいたときの診察風景。処置台に鏡筒が載っているというシュールさがとても受けました。星見人さんの背後には、デジタルレントゲン用の白黒モニターがあり、シャウカステンモードにすると白一色になるため、フラット画像の取得に流用しています(笑)
 さて、第2期改造(接眼部の2インチ化)が終了する(まだ気が早い)と、次はいよいよ第3期改造です。現在のR-130S鏡筒は肉薄のためスケアリングが狂いやすく、R-130Sfのスパイダーに対しても少し径が大きいので、接眼部まわりの剛性が不足しているのが課題です。そこで、第3期改造ではいよいよ鏡筒を新造するつもりです。鏡筒の肉厚は0.7mmから1mmに、ただしそれでは重くなるし、外径がかわると鏡筒バンドを流用できず、かといって内径が変わると補正板と主鏡のセルが填まらなくなるので、あれこれ工夫しないといけません。
 現在のところ、接眼部と斜鏡まわりは外径155mmの1mm厚にして、前後に内径155mm,0.7mm厚の筒をかぶせる鏡筒を構想しています。ただし、都合良い既製品のパイプが無い(ボイド管ならあるみたい)ので、TOMITAさんに相談するか、近所のステンレス専門の鉄工所に相談するかしかありません。鏡筒長は、現在のところ1m。いよいよ純シュミットになるわけです。
 しかし、純シュミット化にもいくつか難点があります。まずは鏡筒が長くなるので、風の影響を受けやすくなること。とはいってもEM200クラスで1m長の鏡筒を運用することはあるわけで、それほど無茶な話でもなさそうです。ふたつめは、周辺減光。R-140SSの口径140mmに対して、主鏡径は145mmほどしかありません。焦点距離は変わらないのに補正板が遠くなるので、周辺減光の度合いが増すことが予想されます。そこで、もうひとつの解決策であるコマコレクターの使用が検討課題に挙がることになります。
 ニュートン用のコマコレクターは、高価なWynneタイプを除くと、おおむねF4からF6のF値に対応しています。有名どころは、笠井のGSコマコレとテレビューのパラコア、バーダーのMPCC。笠井のは詳細不明ですが焦点距離移動量が多そうです。また、パラコアは焦点距離を1.1倍ほどに伸ばすのに対して、MPCCは焦点距離不変。R-140SSに使用した撮影例もあるので相性はよさそうです。これなら鏡筒を延長しなくても収差を減らすことができるでしょう。しかし、F値が変わらなくても構成レンズが増えるので、シュミット特有の抜けの良さがどうなるか心配でもあります。
 まだ第2期改造の最終評価までには時間がかかるので、純シュミット化とコマコレ併用のどちらが良いか考えあぐねていたところ、ダークホースが現れました。新年最初の撮影対象になった馬頭星雲・・・ではなく、ドイツTSのコマコレクターです。MPCCより若干安く、M48EOSアダプタを含めてもMPCC同等。こちらのほうがT2マウントよりも周辺光量では有利になります。それよりも気になるのが、焦点距離を0.95倍にするということ。焦点位置の移動量も3mmと最小です。これを使うと、現行のf.l.=500mm,F3.57がf.l.=475mm,F3.39になります。2インチアイピース眼視での使用例も見つかり、周辺像も良好な様子。この数値は、密かに競合機種に想定しているε-160のf.l.=530mm,F3.3と、ε-130のf.l.=430mm,F3.3に肉薄するものと勝手に思い込んでいます。
 我がR-140SS改は第2期改造で斜鏡径が50mmから増大してしまいましたが、偶然ε-130/160と同じ63mmになりました。この斜鏡による遮光の影響が、F値が小さくなることによって若干改善されないかと、都合の良い想像をしているところです。第2期改造の評価が定まったら、第3期に入る前に物欲大佐が作戦遂行してしまうかもしれません。

良いこと悪いことあれこれ

  • 2013.09.27 Friday
  • 13:22
 実に久しぶりに、明け方の木星を狙ってMN61を引っ張り出した。半年以上のブランクが空いてしまったので、前回からいろいろと変更したところが多い。
 まずは赤道儀への取り付けに使うアリミゾ。ビクセン規格アリガタを使っていると、底にボルトのアタマが出っ張っていて、アリ溝にあたってしっかり填まらなかった。なにか良いものはないかと探していたら、仮想武器市場で真鍮ブロック2点押しでボルトのアタマを逃がせるアリ溝を見つけたので、撃墜していたものだ。これは締めるのに少しコツが要りそうだが、良い具合である。
 次はなんと言ってもPCの更新。これまで激遅になってしまったXPマシンだったが、15”ワイドのWin7ノートになって、動作は快適になった。惑星装備を引っ張り出したついでに、DSIとDBK21AU618Asのドライバーと撮像ソフトをインストール。さて木星と行きたいところだが、予想に反してシーイングは荒れたままだったので、そのまま近くのエスキモー星雲を狙うことにした。ところがここで、問題発生。ASCOM Temmaドライバーを起動しても、COMポート番号が表示されないのである。白木峰じゃなくてよかった・・・と、寝室からポケファイを持ち出して接続設定してから検索すると、使用しているUSB-シリアル変換アダプタがWin7に対応していないということがわかった。仕方ないので、そのまま木星を撮影、出来は不満だったが、手順の確認としては役に立ったので、明るくなってきたころに撤収した。
 件のケーブルは、先人方の情報が充実しており、分解してICの脚1箇所を切断、ドライバーはICの製造元が供給しているのでダウンロードして事なきを得た。次回から役に立ってくれそうだ。
 まだまだ続く。
 先日TOMITAさんから電話があり、シュミットニュートンの接眼部ベースに特注していたプレートが出来上がったとのこと。これで第2次怪造の材料がそろったので、念願の接眼部2インチ化にとりかかることができそうだ。
 一方、悪いことも。前のエントリーにあげていた、ZW Opticsのフレーム筒超軽量ニュートン、10月から販売となっていたが、どうやら見送りになりそうな気配。価格、重量ともに時期惑星鏡筒の筆頭候補だっただけに、これはつらい。こうなるとやはり自作しかないか・・・。先日模型を作ったパネル構造のテスト機を、いよいよ作らないといけないようだ。

妄想ながら悩んでみる。

  • 2013.08.03 Saturday
  • 14:28
 ひとつ前のエントリーにも書いたように、ZWOのニュートン鏡筒が俄に気になっています。同社の鏡筒は15cmから40cmまであるようで(40cmはまだ試作段階のようだが)、40cmは無理としても30cmまでならぎりぎりEM200にも載せられる重量です。
メーカーサイトに木星の画像があったので比較してみました。シーイングなど、撮影条件はばらばらだと思いますが、写り具合からみて、いずれもベストショットか、それに近いと思われます。

比較.jpg

 まずは左側、20cmです。これだけちょっと条件が悪いかもしれません。ベストの9割くらいでしょうか。現主力機のMN61のベストショットは、これをわずかに超えているくらいでしょうか。この20cmが10割の力を出し切れればさすがにかないませんが、実用上はなんとか互角にわたり合えるくらいでしょう。
 次は真ん中の25cm。これもたぶんベストショットでしょう。ここまで高精細になると、さすがにMN61との実力差ははっきりしています。ALPOでみても25cmはこんなものですから、光学系の精度も良さそうです。次期主力機は、最低でもこれくらいは欲しいですね。
 最後は右、30cmです。一見、25cmよりも地味な描写に見えますが、よく見ると細部の写りが半端ではありません。25cmと比べてもこれだけ差があれば、気にするなというほうがどうかしているでしょう。これが12kgでEM200に載るのですから・・・

 実際の運用では、30cmの実力を発揮できるような条件にはなかなかぶつからず、大きくて重くて風の影響を受けやすいばかりで、フラストレーションが溜まるばかりかもしれません。その点、重量的にはMN61とさほど変わらず、ほぼコンスタントに8割方の実力を発揮できると思われる25cmのほうが良いのかもしれません。それでも惑星屋にとっては、可能性があれば少しでも光量と分解能が欲しくなるのは性癖といってもよいでしょう。ちょうど土星シーズンと木星シーズンの狭間にあるこの時期、この画像を見ながら、さてどうしようか・・・と、妄想にふけってみるのも良いかもしれません。

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