リファレンス画像の変更。

  • 2017.05.18 Thursday
  • 19:47

 <2017年5月8日12:36:40撮影>

 <2017年5月11日13:17:40撮影>

 <2017年5月14日16:08:57撮影>

 <2017年5月15日13:08:46撮影>

 <2017年5月16日17:34:58撮影>

 <2017年5月17日17:42:40撮影>

 <2017年5月18日16:59:43撮影>

 しばらく無黒点だった太陽面だが、小さい活動領域がまわってきた。まず東縁から小さいプラージュが現れ、次にこれまた小さい黒点群2656群が現れている。この黒点は小さすぎてLS50THaでは確認できていない。先のプラージュにも黒点が発生したようで、2657群の番号がふられたが、子午線手前で衰えてしまったようだ。

 最近、すこし画像処理方法を変更して、画像の鮮鋭化にPhotoshopのプラグインであるNikCollectionを使っている。Macの空き領域不足のためか、RegiStaxがうまく動かないことが多く、また仮想Winもだいぶ処理が重くなってしまったので、Macの中ですべて終わるようにしたというわけだ。コンポジットもPhotoshopで行っているので、DPPでRAW現像したあとはすべてPhotoshopの中で完結するようになった。現在のところ、まあまあの鮮鋭度を確保できている。

 それから、17日撮影分から、画像の方位あわせをまた変更した、というか、以前の「太陽の北極が上」に戻した。これは現在の撮影法にも関係がある。設営を簡単にするために自動追尾経緯台を使っているので、撮影時刻によって画像中の方位がばらばらになってしまう。はじめは方位の基準にはSOHOの黒点画像を用いていたが、太陽活動が低下してきて、無黒点の日が多くなったので、この方法は使えなくなった。その後しばらくはX線画像に浮き出るプロミネンスの影をつかって合わせていたが、いつも影がでるとは限らない。

 そこで、国立天文台太陽観測所のHα画像を基準にすることにした。今度は同じHαの画像なので、プロミネンスが小さくてもとても合わせやすい。ただし、画像の方位が地球のそれになってしまったので、太陽の北極は真上から右側に24度ほど傾いてしまった。太陽面の子午線や赤道の見当は付けにくくなったが、仕方が無い。ところが、曇りや雨の日には画像が更新されず、日本の晴天率ではこれも実用的ではないということに気付いた。

 そしてあれこれ検索して、アメリカ国立天文台のHα画像ページにいきついた。ここは世界各地の天文台で撮影された画像を毎日更新しており、ツーソンのカメラは動いていないが、セロトロロやマウナロアなど、よく耳にする地名もある。なによりこれだけ散らばっていると、全てが曇るということはほとんどなさそうだ。

徐々に静かになっていく・・・

  • 2017.05.07 Sunday
  • 21:13

 <2017年5月2日12:51:51撮影>

 <2017年5月3日17:34:28撮影>

 <2017年5月4日09:35:24撮影>

 <2017年5月6日13:43:35撮影>

 <2017年5月7日12:56:22撮影>

 GW中は、出掛けたりするのにあわせて夕方撮影したり、朝から撮影してみたり。昼から午後にかけては雲が出ることが多く、コントラストがあがらず処理にも苦労した。

 5月1日に2651群が派手な一発を見せてくれたあとは、2653群が西縁にかかって、それなりに見事なプロミネンスを噴き上げていた。そして見えるのは2654群だけになってしまったが、欠測になってしまった5日には東半球に2655群が発生したので、今後の動向に注目することにしよう。2654群は7日には西縁に近づいているが、いまのところは2651/2653群ほどの活動はみせていない。2655群もなんだか元気が無いし、このまま静かになってしまうのだろうか。

2651群、去り際の一発!

  • 2017.05.01 Monday
  • 23:15

 <2017年4月28日13:29:23撮影>

 <2017年4月29日16:39:05撮影>

 <2017年4月30日11:47:50撮影>

 <2017年5月1日13:01:49撮影>

 <2017年5月1日13:07:14撮影>

 2651群は、子午線を過ぎた頃から次第に目立たなくなってきた。プロミネンスが東縁に見えることはあるのだが、まわってきた活動領域2654群もいまひとつ目立たない。このまま次第に静かになっていくのかな・・・と思っていたら、4月30日になって、西縁に近づいた2651群の上空に、明るいプロミネンスが見えだした。5月1日には、薄雲越しながらそのプロミネンスが2個に増えている。2651群にも明るい光点があり、どうやら小規模なフレアのようだ。プロミネンスを8コマ1セット、彩層を4コマ4セット撮影して、確認の眼視に入ると、わずかな時間のうちに北側のプロミネンスが浮き上がっていた。しばらく迷ってから、再びカメラをセット。その間にプロミネンスはますます大きくなっている。プロミネンス、彩層ともうひととおり撮影して、また眼視。しばらく見ていると、プロミネンスの形が変わっていくのがはっきりとわかる。そのうち少し拡散しだしたので、プロミネンスだけもう1セット追加して撮影終了した。

それぞれのプロミネンスセットの撮影中央時刻を入れてみた。初めは地球の3,4倍ほどの高さだったものが、わずか10分ほどの間に木星直径を超えて大きくなっている。スケールを考えると、とてつもなく激しい現象だ。一方、2651群の光点は、眼視では時間とともに輝きを失っていくのがよくわかった。これはたぶんフレアの残照なのだろう。薄雲越しとはいえ、こうした現象を目撃することができて幸運だった。これがあるから太陽は面白い。

2651群の前半戦。

  • 2017.05.01 Monday
  • 22:56

 <2017年4月22日13:27:40撮影>

 <2017年4月23日13:31:05撮影>

 <2017年4月24日13:00:39撮影>

 <2017年4月25日12:59:35撮影>

 19日に東縁でポストフレアループを噴き出した2651群が、北半球の彩層面をゆっくりと横切っていく。双極性の立派な黒点群で、スピキュールの捩れやプラージュなど複雑な構造を見せてくれてはいるのだが、さすがにフレアを吐き出した後は比較的おとなしい。後続の2652群はこの波長では見えず、2653群は久しぶりにぎりぎり赤道南側の活動領域になった。23日まで北半球東縁に見えていた大きなダークフィラメントは、24日には跡形も無く消し飛んでしまっている。2651群の前半戦は、最近にしては活発な姿を楽しむことができた。

急に活発に。

  • 2017.04.20 Thursday
  • 21:20

 <2017年4月15日13:35:16撮影>

 <2017年4月16日11:26:46撮影>

 <2017年4月18日12:58:24撮影>

 <2017年4月19日13:04:08撮影>

 天候不順と学会出張で、だいぶ間があいてしまった。4月4日の撮影ではっきりした、写野回転の影響を減らすため、今回から撮影手順を変更している。プロミネンス画像の1セット8枚と、彩層については右上寄り、左上寄り、下寄り、中央の4セット撮影するところは同じだが、彩層は1セットを4枚に減らして撮影時間を半分近くまで削っている。これで周辺部の解像度も良くなったはずだが、のっぺらのうなのでなかなか確認のしようがなかった。

 ところが、19日になって、新しい活動領域が東縁から現れた。黒点群2651群と、その上空にポストフレアループの繊細なアーケードが見えている。撮影したり、しばらく眼視でながめてみたり、気付いたら20分ほども飽きずに眺めていたことになる。ループのプラズマが黒点群に落ちたらフレアになるはずだが、たぶん3,4時間待たないと確認できないと思われるので、それ以上は諦めざるを得なかった。画像のほうは、黒点群の解像度が若干落ちているものの、4日の画像と比べれば大幅に改善している。しばらくはこの撮影法で2651群の活動を追いかけてみたい。

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