第2回ISSチャレンジ!

  • 2017.03.28 Tuesday
  • 23:37

 3月27日夕方になって、宵の口に条件の良いISSパスがあるとの情報。調べてみるとほぼ天頂を通るし、南西の地平から東北東の低空までずっと見えている。これを逃す手はなかろう、というわけで、先日入手したが三脚座がなくて使えないままになっているEF300mmF4Lを使って迎撃することにした。

 まずはピント合わせ。EOS600DaはAF誤差を追い込んでいないので、薄暮の空のシリウスに向けて、ライブビューのマニュアルフォーカスで調節する。そしてその後はフォーカスリングには触らないようにしながら、ISSを待った。撮影条件は、快晴屋外を基準として、F10,ISO800,1/4000secとした。

 空はほぼ晴れていたが、抜けが悪かったので、ISSを見付けたのは中天まで上がってから。そこから椅子に座ったままで手ぶれ補正を効かせながら撮影を続けた。途中で東のほうに向き直り、すこし暗くなるまでおいかけて、あとは眼視で見送る。一見何も写っていないようなコマから微かな光点を探すのは骨が折れたが、なんとか見つけ出して処理したものを並べてみた。

 <共通データ:2017年3月27日,EF300mmF4L IS USM(f10),EOS600Da(HEUIB-II,ISO800,1/4000sec)>

南を向いて写した最初の4コマと、東に向き直ってから写したあとの2コマを比べると、この形が手ぶれではないことがわかる。トラスは写っていないが、両端の太陽電池パドルと中央の居住区の色が違うのはわかるだろう。ISS手持ちチャレンジは、2回目にしてあっさりと達成することができた。意外と楽しいので、また条件が良いパスがあったら露出を変えながらチャレンジしてみたい。

 ちなみに、この日はISSから1分遅れで中国の天宮が通ることになっていた。予定では、この画像の中央やや上あたりでISSの航跡と交叉するはずだったのだが、影も形も無い。そういえば、天宮って制御不能になって落下してなかっただろうか・・・あとでまた調べてみようと思う。

41P狙いの平日出撃。

  • 2017.03.28 Tuesday
  • 23:29

 昨年11月からEM200がドック入りしているので、直焦撮影も惑星撮影もできず、太陽撮影も不調でなんだかモヤモヤが溜まってきた。そこに、41Pタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星がM97&M108に大接近するという情報。それなら場所も判りやすいし、ポラリエもあるのでいざ出撃〜と思ったところが、当夜は天候不良。翌日になって夕方外を見たら晴れてたので、GPVを確認したら夜半までは保ちそう。というわけで、平日ではあるが出撃することにした。

 家を出るまでは近場の白木峰を考えていたが、せっかくだから久しぶりに小長井に行くことに。着いてみると、低空に靄があり、すこし雲も出るが一応快晴。星景用のコンデジを忘れてきたのは痛かったけど、そのぶんポラリエに集中することにした。

 <2017年3月23日23:24:27〜,EF200mmF2.8L USM(f2.8),

      EOS600Da(HEUIB-II,ISO1600,120sec,8コマ),ポラリエにて恒星時追尾

 初めは100mmで撮影して撤収しようかと思ったが、画像を見るとどうにも小さい。そこで、200mmに交換してもう1セット撮影した。雲台とカメラの間に挟んでいた古い微動装置がレンズの重量に負けたのか、きれいに静止したコマはなく、いろんな方向に微妙に流れていたが、思っていたより使い物になり、なんとか8コマコンポジットすることができた。

 彗星は思ったよりあっさり写ったが、残念ながら尾はなかった。それでもコマの青緑と、おおぐま座β星の対比が綺麗ではある。最近の画像処理の癖で、β星がすこし青すぎるかもしれないが、まあ鑑賞写真ということで。中央下には細長いM108と、二つ目玉のM97が写っている。近くは地球に大接近した彗星から、銀河系内の恒星、惑星状星雲、そして系外銀河といろんな距離の天体が1フレームにおさまったことになる。微動装置を工夫すれば、ポラリエに200mmでもけっこう安定して撮ることができそうだ。

新年耐寒鍋会へ。

  • 2017.02.23 Thursday
  • 14:20

 2月18日夜に開かれた、新年耐寒鍋会に行ってきた。もともと翌日に大阪で学会が予定されていたため、夜半までのショートバージョンのつもりだったが、出発が22:00過ぎになってしまい、現地着は23:10頃。今年は参加者20名ほどということで、おおいに盛り上がっていた。夕食がまだだったこともあり、さっそく鍋からはじまり炭焼きピザ、混ぜ御飯と進んだところで気になったのは超快晴。月が出るまでにはまだ少し時間があり、透明度も良かったのですこし撮影してみることにした

 ポラリエを組み上げて、レンズはAT-X116(11-16mm/F2.8)。これを11mmF3.5にして先日入手したHEUIB-IIフィルターのテストである。最初は海のほうに向けたが突堤の照明灯で盛大なゴーストが出たので、仕方なく西向きに。薄雲と市街光、左側は駐車場のやたらと明るい照明でかぶってしまったが、背景の赤かぶりは大幅に減少していて現像時の色補正が楽だった。それでいて、バラ星雲は背面液晶でも確認できるほどよく写っていたので、小長井に持ち出しての撮影が楽しみだ。しかし、これからの季節は、その小長井でも冬の星座は市街光の影響をうけてしまう。となると夏の南天がのぼってくるのを待つしかないか。今週末は新月だが、土日とも出張が入っている。次の新月期あたり、明け方の夏の星座を狙ってみるとしようか・・・

 結局はこんなことをしていたので、帰宅したのは26:30前になってしまった。そして05:30起床、06:50かもめからの乗り継ぎで大阪日帰り。往復とも移動中の半分以上は沈没していたが、学会では得るものが多かったので、良しとしよう。

H-IIAの航跡。

  • 2017.01.26 Thursday
  • 12:26

1月24日、防衛省の通信衛星を載せたH-IIAロケット32号機が16:44に打ち上げられた。ちょうど外来診療が途切れていたので2Fの窓から探してみたが、何も見えず。いったん諦めたのだが、前回の11月2日の打ち上げで、夜光雲が見えたという事例があったのを思い出した。前回の打ち上げは15時台。それなら今回見えないはずはないということで、また外来診療が途切れた18:00頃に外を見てみると、思ったよりも大きな夜光雲がうかんでいた。

 クリニックからではちょうど電線にかかるので、カメラを掴んで表に出て、隣のスーパーの駐車場前でしばらく撮影。すっかり不審人物である。あとで画像をみたら、慌てて撮ったのでピンぼけやら手ぶれやら。これは少しトリミングしているが、唯一まともに写ったものだった。GoogleMapで見る種子島の方角は、ちょうど中央左のマンションの向こう。夜光雲の出方もおおむね合致するので、次回からは昼間の噴射炎も狙えるのではないかと思っている。これで冬の午後打ち上げのときの楽しみが増えたから、次回も楽しみだ。

アルデバラン食があるでばらん。

  • 2017.01.12 Thursday
  • 21:10

・・・『アルデバラン食があるでばらん』というベタな言い回しが、昨年のアルデバラン食の頃からTwitterで出回っているらしい。1月9日深夜のアルデバラン食でも同じハッシュタグでいろいろと呟かれていたとのことだが、Twitterを離れてだいぶ経つので詳細は分からない。

 それはそうと、今回のアルデバラン食、双眼鏡で観望だけでもと思っていたが、現象の1時間ほど前になって突如撮影を思い立ち、カメラを拾いにクリニックへ。そこで、EOS600Daを使えば動画が撮れるということに気付いて、急遽動画撮影となった。

 そうなると、帰宅してからが忙しい。息子に70-300ズームを借り、ポラリエを組み立てる。タカハシのスカイパトロール用の三脚(3/8インチネジに改造)にK-astecの微動架頭を載せ、安定化プレートをはさんでポラリエ装着。テレスコ工作工房の赤緯ユニットと極望をつける。いつのまにか一緒に置いていた乾電池が噴いてしまっていたので、急遽息子から電池を貰った。白木峰にでも出撃していればアウトだったところだ。現象時刻ぎりぎりになって、なんとか撮影開始。ところが、そのあともいろいろとワナが潜んでいた。あとは動画で・・・・

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM