外海彷徨。

  • 2019.05.18 Saturday
  • 23:21

 日曜の午後、外海の大中尾棚田の田植え日程を確認しようと思い立って、カメラ片手にふらりと出掛けた。

 大中尾棚田は神浦港から神浦ダムへの途中にある。まずは現地の掲示板で日程を確認して、それから神浦ダムの周回路へ。堰堤の側は閉鎖されていたので、反対側から突入してみると、ふたつあるうちの最初の流れ込みを渡ったところでゲートで閉鎖されていた。この流れ込みの沢に久しぶりに入ってみた。道端には素朴なヤマアジサイが木漏れ日を浴びていた。

 沢におりてみると、あたりにエゴノキの花が散り敷いていた。木漏れ日は移動が早く、きれいにスポットライトが決まっても、1,2分もするとすっかり変わってしまう。このショットは手前のハイライトにピントを合わせなおすべきだった。。

 気を取り直して1枚。カラースコパー28mmには偏光フィルターを常備しているので、水面が入るショットには便利だ。

 もともとうつむいて咲いている花なので、地面にそのまま落ちると裏返しになる。

 小さい流れに集まって整列。このショットを撮るときに、苔で滑ってシネマカメラのレンズキャップを川に流してしまった。この沢に入るのは、ほぼ30年ぶり。記憶にある沢は、結晶片岩の回廊が白銀に輝いていたのだが、すっかり錆色にくすんでしまっていた。

 すこし下ると、滝の上に出る。この滝もこんなに細かったかな・・・当時使っていたカメラはOM-2S/P、崖際に腹ばいになって腕を差し出してノーファインダー撮影したが、現像に出してみたら、未露光だといわれた。たしかに巻き上げレバーが止まるまで撮影したはずだったのに・・・いまでも腑に落ちない件だ。今回はバリアングル液晶の恩恵にあずかり、腕を突き出しながらも構図を決めてリベンジすることができた。ここだけレンズはAT-X1120の11mmで。

 こちらはGM5にオリンパスの14-42パンケーキズーム。42mm(84mm相当)で。水中に続く岩盤が陽光にきらめく。カヤックでアプローチしたいところだが、ここはボート禁止。

 帰りに、大野集落に観光客向け駐車場の案内をみつけたので、クルマを停めて大野教会へ。結晶片岩を積み上げたド・ロ壁が特徴の、こじんまりした教会だった。

 日曜夕方でちょうど戸締まりがおわったところ。飾り気の無いところがかえって清々しい。

 集落へと降りながら、振り返って1枚。レンズは28mmだけしか持ってこなかったので、次はフル装備で出直そう。

 出津の港で。夕陽にはすこし早すぎる、半端な時間帯。

 小さい港だが外洋に面しているので防波堤は立派。これだけモノクロにしてみた。

 これは大野集落の駐車場から、池島の第2縦坑を入れて。外海といえば冬の鉛色の眺めが印象的だが、のどかな春のベタ凪もまた良い雰囲気。3連写してそれぞれのRGBチャンネルを合成、コントラストをいじれば往年の緑川洋一氏の瀬戸内海のような雰囲気になる。というか、3原色のフィルターで多重露光していたオリジナルの猿真似であるが、全体のカラーバランスを考えて露出時間を調節していた本家にはとても敵うものではない。

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