リチウム電源は初戦敗退か・・・?

  • 2020.04.20 Monday
  • 18:30

 ようやく4月の新月期。予報はいまひとつだったが、リン酸鉄リチウム電源のテストのために、小長井のいつもの場所に出撃した。

 現地到着は22:00頃で、さっそく設営開始。シガーライターソケットが1個しかないので、新しく3連ソケットを準備して、赤道儀とPC,カメラの電源をすべてまとめた。カメラの簡易冷却はUSBなので、電源のUSB端子から直接つないでいる。

 3月はムスコの進学に伴う引っ越しで天文装備を車からおろしていたので、出撃はまるまる2ヶ月ぶり。細かいPCの設定手順などあれこれ手間取って、撮影開始まで2時間近くかかってしまった。本来は分裂したばかりのC/2019Y4アトラス彗星と、その近くにいるC/2017T2パンスターズ彗星を狙うつもりだったが、手間取っているうちに北極星より低くなってしまった。そのためか、ガイドが流れまくってどうしてもうまくいかない。仕方ないので彗星は諦めて、南中(北中?)しかかっているM101を狙うことにした。

<撮影データ:2020年4月19日00:54:15〜,R-130SS(d=130mm,F3.29),EOS600Da(簡易冷却,ISO3200,180sec,16コマをコンポジット),HEUIB-IIフィルター,RAP2,PhotoshopCS6>

 出撃前に大急ぎで調整したので、光軸は微妙に芯を外している。そのためか原盤ではすこし像が眠い。ライトフレームはときおり襲来する雲を避けながら16枚確保できたが、雲が出ている間に撮影したフラットフレームは7枚、ダークフレームは8枚しか撮っていないので、背景が荒れてしまう。荒れないぎりぎりまで暗部をもちあげ、Nik Collectionでディティールを強調すると、北側の淡い腕が浮き出してきた。

 ところで、今回初陣だったリン酸鉄リチウム電源、240Whではやはり容量不足で、22:00頃から電源投入して、03:30頃にはセグメントが1/5になっていた。半夜未満の撮影でこれだから、とてもじゃないけどひと晩はもたない。同じリン酸鉄リチウムで、444Wh(12Vで37Ah)の製品を熱帯雨林でみつけたので、それが気になるところだ。組み合わせれば、半夜は444Whで、終夜なら240Whと組み合わせて使うとなんとかなるかもしれない。しかし現在はコロナ禍のために緊縮財政。しばらくは今の電源で耐えるしかなさそうだ。今回は外気温8℃、センサー温13℃で安定していたが、真夏ではないし、簡易冷却をやめればなんとかなるかもしれない。

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