シネマカメラといふものを・・・

  • 2017.06.21 Wednesday
  • 23:38

 もとフォーサーズユーザーとして、ずっと気になっていたBlackMagic Pocket Cinema Cameraというものを、先日仮想武器市場で見付けて物欲が再燃、相場など半年ほどじっと眺めていた。狙撃実効までの間にレビュー記事などあれこれ探ってみたところ、ビデオカメラとも全く異なるものらしく、使いこなせるかどうか脳内シミュレーションを繰り返したが、なんとかなりそうな雰囲気である。いわゆるビデオ動画にはあまり食指が動かないが、どちらかというとフィルムのシネマカメラをそっくりデジタル化したもののようで、マイクロフォーサーズマウントを採用してはいるものの、センサーの大きさなど、ちょうど16mmフィルムの代替になるようだ。

 で、適当な標的が見つかったところで撃墜したわけだが、あいにくマイクロフォーサーズのレンズは持ち合わせが無い。そこで、携帯性を考慮して、パナソニックのパンケーキ標準ズームも撃墜した。シネマカメラは「光にカメラをあわせるのではなく、光をカメラにあわせる」というコンセプトだそうで、可変NDフィルターも装着。昼休みにクリニックの庭を撮影してみた。

 このカメラ、ダイナミックレンジにビデオとフィルムがあり、フィルムのほうはそのままでは眠たい階調で色味も乏しいが、専用の処理ソフトを使うと色も階調もどうにでも弄れるらしい。ところが誤算だったのは、その処理ソフトを動かせるPCが無いこと。ゲーミングノートPCを流用するのが一番良さそうだが、それでもカメラの本体より高価だ。そこでとりあえずは諦めて、ビデオモードで撮影してiMovieで編集することにした。ちょっと勿体ない気もするが、動画編集というものに少しは慣れてみようかと思っているところだ。

 実際に撮影してみると、ピーキング機能もあるのでピントは意外と掴みやすい。それに、このレンズはマニュアルフォーカスもズームもシーソースイッチなので、粘った動きは苦手である。開放F値も大きく、ボケがあまり出ない。かといって明るいズームはこれまた高価なので、Cマウントレンズが気になりだしたところだ。なんだか、大きな沼が足元にぽっかりと口を開けているような気がする。とんでもないものに手を出してしまったかな・・・

コメント
次は色調の調整とBGMに合わせた切り貼りを試して見たいです。
  • ほうき星
  • 2017/06/22 1:07 AM
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