雲仙枯れ紅葉登山2018。

  • 2018.11.09 Friday
  • 22:27

 今年の雲仙の紅葉ピークは10月末だったが、品川日帰り出張にぶつかってしまったので、仕方なく翌週、11月3日に出撃した。そういえば、学生時代にも11月3日に登っては、紅葉の盛りを逃していたのを思い出した。最後にこの時期に登ったのは平成2年。普賢岳噴火の1ヶ月前になる。鬼人谷口あたりでかすかに硫化水素が臭って、まさか噴気ができてないだろうかと辺りを見回したのを覚えている。その頃、普賢山頂直下で火山性地震が頻発していて、噴火まで秒読みといわれていたのは後で知った。

 春のミヤマキリシマ登山のとき、妙見岳ののぼりで膝を痛めてから本調子では無いので、今回はおとなしくロープウェイで妙見岳へ。そこから軽いアップダウンが続く尾根道は、妙見カルデラの縁にあたる。カルデラ壁の底に辛うじて紅葉の名残り。

 予想より人が少なかったので、これも30年ぶりに国見岳に登ってみる気になった。ここも妙見カルデラの縁にあたるが・・・

 たぶん雲仙の登山道のなかで一番けわしい。2回ほど登ったことがあるが、途中固定ロープが1箇所あり、高所恐怖症の身にはとても怖かった覚えがある。

 久しぶりに登ってみたが、途中ではやっぱり撮影する余裕もない。固定ロープの場所には新しく鎖が張ってあり、その上にもう1箇所鎖場があった。途中でやめたくなったが、下りはおりるときに考えることにして山頂まで。

 山頂では地元の70代とおぼしき集団が、酒盛りを始めたところだった。こんなところを酔っ払って降りられるのだろうか。この日は透明度がよく、平成新山の左肩に阿蘇がくっきりと見えていた。更に左側には久住連山があるが、これには写っていない。ここから見ると、馬蹄形に東に開いた妙見カルデラの中に、手前から普賢、立岩峰、平成新山と3つのドームが並んでいるのがよくわかる。

 ここまでよく見えるのならと、右に目をうつしていくと、遠くに見えるのは韓国岳。

 更に右側、ピンぼけになったが、中央にかすかに見えるのは、桜島か、宮之浦岳か・・・方角が同じなのでどちらかは不明。

 怖い下りもなんとかこなして、本日のハイライト、鬼人谷口への下り。陰になった斜面を背景に、白く繊細に光る木々に混じって、かろうじて残った紅葉が彩りを添える。紅葉の盛りよりも好きな眺めだ。

 鬼人谷口まで降りると、そこそこ紅葉が残っていた。ここからは普賢、立岩峰の北斜面を歩いて、立岩峰の上へ。画像はないが、立岩峰の登りの途中、道端から噴気が上がっていた。春にはなかったので、平成新山はまだまだ死んではいないということだろう。

 国見岳に登ったぶん予定より遅れいたので、ここで昼食にした。ところが立ち上がったときに、左膝にかなりの痛み。せっかくロープウェイを使ったというのに、無茶して国見岳なんかに登るから・・・

 ここからはいったん霧氷沢に降りるが、溶岩塊が不規則に積み重なった霧氷沢はアップダウンが激しく膝にはきつい。左膝をかばっていたら、右まで痛くなってきてしまった。前方にときどき人声が聞こえるが、後ろには誰も居ない。どうやら立岩峰コースの最後尾になってしまったようだ。

 普賢岳到着は14:10。ここまでくると、薊谷から直登してきた人達がけっこういる。あちこちでガスバーナーを焚いて、遅い昼食のようだ。

 こちらも一休み。もう一度火をおこして珈琲タイム。例によって自作アルコールストーブだが、風防以外の装備がすべて薬缶替わりのパーコレーターに入ってしまうので、とても助かる。

 最後の下りは膝をかばいながらゆっくりと。紅葉茶屋から薊谷への下りでは、けっこう紅葉が残っていたが、山影になるのと曇ってきたのとで光がない。紅葉だけが目的だったら、普賢に登らず鬼人谷口から薊谷に向かっていれば、光がある時間帯にここを通ることができそうだ。薊谷から仁田峠まで、最後の登りでは脚が攣ったりして、今回はトレーニング不足を思い知らされた山歩きだった。

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