そして、太陽撮影に使っていたPowerShot120sがいよいよ使えなくなり、終わったマウントなのでためらっていた、EOSM100を入手した。ところがいざ入手してみると、太陽だけに使うにはもったいない。EFアダプターが付属していたので、これまでのレンズ資産を流用しようかと思っていたが、そのアダプターにかなり厚みがあり、せっかくのコンパクトさを活かせないとわかった。
こうなるとスナップ用のレンズが欲しくなる。安いので気になっていた、7artisansの25mmF1.8を入手。
これが安いだけあって、ボディとの連動機構は一切ない。しかし、絞り優先にしておけば露出は問題なく、ピントはMFでもピーキングが使えるので困らない。絞りは実絞りだが、モニターでは明るさは補正されるので問題なく、、プレビューしなくても絞り効果が見える。ミラーレスになり、レンズがかえって退化したというのは面白い。
庭のコナラを撮影したら、強烈な周辺減光と半逆光があわさったせいか、思いもしなかったトーンになった。これは相当なクセ玉だが、実は好みでもある。さっそくハンドストラップを調達して、スナップシューターに仕立ててみた。フルサイズ換算で40mm、Rollei35より少し大きいが、面白い装備になりそうだ。
]]>さすがに定評あるレンズだけあって、写りは満足、望遠端もこれくらいあれば充分だろう。ただ、晴天屋外だと絞りがf5.6くらいになってしまい、せっかくの大口径を活かせないのには困った。余計なフィルターワークは好みではないが、ここは妥協してND8を導入することにした。
ちょうど庭の紅葉が良い具合になってきたので、さっそく撮影。ついついうれしくなって、ほぼすべてのカットでフォーカス送りをしてしまったので、やりすぎ感が前面に出てしまったのは反省点だ。
そこで、すこし控えめにしてもう1本撮ってみた。同じ素材を使っているので変化に乏しく、本当はこの2本を1本にまとめないといけないのだろう。
このレンズ、沖縄出張に持って行くつもりだったが、キャリーバックパックが壊れてしまったので、1泊2日用のキャリーバックパックに3泊4日の荷物を詰めないといけなくなり、装備から外してしまった。もっとも、期間中ずっと天気が悪かったので、持っていたとしても使わなかっただろう。
その後はしばらく持ち出す機会はなかったが、ある夕方にふと外をみると珍しく濃霧だったので、急遽まわしてみた。この後も撮影しようと思っていたが、霧は短時間であっさりと消えてしまい、似たようなカットをつなげる羽目になってしまった。消化不良の撮影が続いているので、そろそろまとまった撮影をしてみたい。今年はランタンフェスにでも行ってみるかな・・・と思ってみたが、例年インフルが渦巻いているし、今は騒がれないだけでコロナもそれ以上に多いことを知っている身としては、控えるのが正解だろうな・・・
]]>以前から汎用性に優れるこのレンズを使いながら、唯一の不満は絞りが暗いこと。ボケが小さいのでフォーカス送りがほとんど使えない。もっと明るい大三元レンズといわれるものには、パナソニックなら1:2.8/12-35、オリンパスなら1:2.8/12-40があるが、後者は手振れ補正がない。ボディ内補正が効かないBMPCC(original)だとパナのほうが都合がよい。望遠側はあまり長くても手振れが目立つだけだから、定評ある12-35が美味しそうに思えてくる。フィルター径も58㎣なので、今のBlackmistNo.05をそのまま流用できそうなところも魅力的だ。仮想武器市場では、カビが生えた個体が目立つので、スカをつかまないように気を付けないといけないが・・・などと、物欲大佐が暗躍をはじめた。
このときは、まだ帰途の大混乱を知る由もなかった。
]]>入ってすぐの日本庭園から、斜面はもとの植生を活かして里山風、湧水はまた日本庭園になって、そこを見下ろす斜面の上に東屋。1時間ほどかけて撮影しながら、ふらふらになって東屋へ。一休みしてから資料室に行ったら、エアコンが効いていたので助かった。汗が退くまでそこで休憩して、もうひとまわり撮影したが、どうも花が少ない時期のようで、帰ってから編集したがどうにも締まらない。ここも8月の出張のときに追加撮影して、2日分をあわせて仕上げてみた。四季折々撮影したら面白そうだが、なにぶん遠いので、通うのは大変そうだ。
この庭園の里山の雰囲気は、個人的な好みのど真ん中。しかし、これだけの面積を里山風に保つために、どれだけ手間がかかっていることか・・・ウチのクリニックの庭も里山風を目指しているが、とてもここまでの手間をかけることはできそうにない。それでも良いお手本を見せていただいたので、なんとか手を入れてみたいものだ。
]]>途中で順番が怪しくなって、あとで数えると数が合わない。どうやら終盤は道の両側にあったらしい。仕方ないので、8月中旬に学会出張で新宿に行ったとき、空き時間に追加撮影してまとめてみた。もうすこし記念碑をしっかり撮っておけばよかったが、当時は暑くて熱中症なりかけ。とてもそれどころではなかった。いつかまたリベンジしないと。
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早朝、空港に向かうが前も見えないほどの豪雨でアイサイトが停まる。なんとか着いてはみたものの、雷のため地上作業は中断している。クリニック近所の川が危険水位になったりしてハラハラしたが、2時間ほど遅れて飛ぶことができた。
何故か横倒し画像はパシフィコ横浜の学会場。1泊2日で学会上と宿、空港の往復だけのコンパクトな出張である。宿は桜木町にとって、懇親会がおわった会場から宿まで、しばし横浜らしさをささやかに味わってみた。
帰りはすこし早めに出て、みなとみらいのモンベルで出張用のバックパックに補助ストラップをつけてみた。これでだいぶ肩が楽になるはず・・・これがすぐに役立つとは・・・京急蒲田近くになって、いきなり外が見えないくらいのゲリラ豪雨。
空港に憑いたら、またも地上作業中断。夕方の羽田だけあって、出発ロビーは阿鼻叫喚。出発便の案内表示も締め切ってないのに搭乗締め切りになっていたりとめちゃくちゃで、置き去りになるのではと不安に駆られる。コンセントをみつけてiPhoneを充電したり、脚が疲れ切っていたので椅子を探したりと右往左往、長蛇の列に並んで、隣の人と「本当に動いているのかな・・・」といいながら開いたフライトレーダー24の画面では、見事な団子ができており、おもわず笑ってしまった。
結局、3時間遅れでなんとか離陸、遅延の度合いによっては引き返すかもと脅しがついていたが、なんとか無事に着陸。這う這うの体で帰り着くなり、左手首に巻いていた念珠がぷつりと切れた。。どんだけ負荷がかかってたんだか・・・
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平日だったので、近場の堤防へ。市街地の東縁だが、東のほうには灯火が少ないのでなんとかなるだろうと。画像左の木立あたりから出てきた彗星を首尾よくとらえたが、いざ画像処理となると、どうしてもフラットが合わない。露出がまずかったのか、強引に仕上げると背景がトーンジャンプを起こして使い物にならなかった。
世間ではイオンテールが長く伸びた見事な画像が撮れているというのに・・・3日間出撃したが、2日目以降は雲に阻まれて沈没。最近ではまれにみる惨敗だった。
数少ない成果?といえば、この蚊よけスプレーがなんとなく役に立ったこと。設営地点を囲むように地面に吹いておけば、数時間は蚊が来なかった。高価なのが難点だが、ひどく刺される体質なので、重宝しそうだ。
]]>そこで検索してみたら、SunwayPhotoの縦横変換リングが安かったので撃墜。
ちょうど出たばかりのケンコーのと比べても、約半額だった。
ペルセ群狙いに、さっそく実戦投入。リングにつけるときにカメラのF38プレートを外す必要があるが、なんと雲台にレンチ内臓。磁石で固定されているので紛失の心配もなく使いやすい。
残念ながら、ペルセ群れは不発だった。そうそう、冬のふたご群もおなじく撃沈。肝心のシネマカメラにはまだ使っていないが、まあ良しとしよう。
]]>やっぱりブレがないと気持ち良い画像になる。しかし、取り回しがとても大変で、特にパニングのときに水平が出ていないと見苦しくなる。ここはビデオ三脚が必要かな・・・と思ったが、ボールマウントがついた専用の三脚は高価すぎて手が出ない。雲台の下にはさむレベラーはあるが、望遠鏡のガイド鏡取付につかっているので、いちいち組み替えるのは忘れ物の元になったりして困るだろう。なんとかならないものか・・・と、物欲大佐の暗躍がはじまるのだった。
]]>焼けはこんな状態。そろそろ画像に影響しそうな雰囲気である。
さかさまだけど、届いたフィルター。
マウント側から分解して交換できる。EOS600Dのときに比べたら、はるかに簡単。
交換完了。これでまた安心して使えそう。このあとバッテリーもすこし追加して、2個使える状態になった。バッテリーが劣化しやすいのは、たぶん過放電のせいだろうと思うので、残量に気を付けながら使うことにしよう。
]]>初回でバラシがあったのでしばらく通ってみたが、その後はかすりもしない。スイッチロッドを新調してみたけど、いつまでも入魂できずにいた。
秋になって、またいつもの漁港に場所を戻したが、こちらでもばらしてばかり。何度か通っていると、そのスイッチロッドでタイワンガザミが釣れた、というより、絡まったラインをほどいて改修したら、フライを挟んで上がってきた。めでたく入魂、いや、これでいいのか?
このあとは、あれこれ忙しくなって、西諌早に数回行ったあとは久しく釣行していない。キャスティングの練習もしないといけないし、もうすこし落ち着いたら出撃したいところだ。
]]>大村湾は極度の閉鎖海域で、波が静かで潮位差も少ないので、陸と海の間合いが近い。まずは右岸側を下見。ここは河口の堰堤から本流を背にして漁港側を見たところ。この船溜まりにも潮位が上がったらいろいろ入ってきそう。背後の本流の向こう岸では、ルアーマンが大きなチヌをランディングしているところだった。
左岸に移動。画像は本流の横のワンド。この左から河口のほうに延びた堰堤や、本流の堤防沿いでキャストしてみた。ロールでも良いが、けっこう背後が開けているのでオーバーヘッドでもいける。見えチヌはいたが、キャストの動きに反応して逃げてしまう。到着が10時過ぎと、時間帯が良くなかったようで、昼間はチヌも活性より警戒が勝っているようだ。対岸に渡ろうと橋の上に立ったら、巨チヌの群れがゆっくりと遡上してくる。しかしこれもちょっと体を動かすと、さ〜っと遠ざかってしまう。チヌに交じって1m近いスズキも悠然と泳いでいた。ここは朝まづめに狙うべき場所だろう。
そして別の週末、またまたいつもの漁港のいつもの場所へ。沖に面した突堤のほうでは、餌釣りの人が大きなチヌを上げていた。河口側に陣取って、まだ明るいうちにシングルスペイの練習を始めると、まあそこそこ飛ぶ。3投目くらいで30秒ほどカウントダウンしてから引き始めると、鋭いバイトがあり、臨戦態勢に。先日の鯉のときより引きが強く、おまけに走る。ラインを手繰るよりも、ここは無理せず余ったラインを急いで巻き取って、初体験のリールファイトに持ち込んだ。数回走られるが、鰓洗いはないのでスズキじゃないかも…と思いながら寄せてみたら、キビレチヌだった。
ランディングネットは出していなかったので、階段を下りてフィッシュグリップでハンドランディング。40?に少し届かないくらいで、この日出撃前に巻いていたエビパターンをしっかり咥えていた。いちおうスズキとチヌをメインターゲットと思っているので、本命魚で自己ベスト。このエビパターン、形よりも動きをイミテートするもので、巻きやすいのでいくつか色を変えてそろえておきたい。街灯がついて夜戦になってからは魚影なく、キャス練になってしまったが、満足の釣行だった。
追記:魚種に違和感があったので画像検索してみたら、どうやら『ヘダイ』のようだ。ということは、コレも大きな外道か。いや、チヌより嬉しいかも。
]]>はじめはM101を狙うつもりだったが、直前で気がわかってM51子持ち銀河に。いざ撮影になると別段トラブルはなく、16コマ撮影したところで曇り始めたので、ダークフレームを撮りながら撤収した。
《撮影データ:2023年05月14日22:53:13〜,R-130SS(d=130mm,F3.29),EOS600Da(簡易冷却),ISO3200,300ec,16コマコンポジット,AstroLPR2 フィルター使用》
小さいので中央部をかなりトリミングしている。子銀河の周囲の花弁状のひろがりと、親銀河の腕がゆがめられたのはきれいに描出できたが、腕の青さが出なかった。あと、焦点距離が800~1000?ほどあれば詳細が写せるのだが、これはF値の明るさとのひきかえなので仕方がない。
そして、月曜夜のクリニック駐車場で。快晴予報がこの日しかなかったので強行したが、隣の電光サインが明るすぎ。このサイン、駐車場から出るときに、昼間は視界の邪魔になるし夜は幻惑されるのでとても危ない。
《撮影データ:2023年05月23日22:24:42〜.R-130SS(d=130mm,F3.29),EOS600Da(簡易冷却),ISO1600,300ec,16コマコンポジット,UHC-E フィルター使用》
強行した理由がコレ。山形の板垣公一さんが5月19日に発見された、M101の超新星が明るくなっているので。市街地なので強力なUHC-Eフィルターを使用したが、もともと星雲撮影用で恒星の写りは悪くなる。光害とフィルターのダブルパンチで腕はうっすらとしか描写できなかった。もし14日にM101を撮影していれば、超新星の出現前後で画像を並べることができたのだが・・・まあ、撮れたので良しとしよう。
]]>ある日、近くの漁港へ。メバル狙いでロッドは久しぶりの3wt。近くのルアーマンが20?オーバーのメバルを1匹あげていたが、自分にはドンポが1匹だけ。このサイズではさすがに3wtでも、何か引っかかったかな・・・というレベル。坊主よりはましということで、なんとかやる気がつながった。
別の日は、樺島まで行ったが不発。ベイトは多いがフィールドも広いので、射程距離が20m程度だとなかなか難しい。というわけで川原大池に転進。池からの放水路に何か大きな魚が群れていたので、チヌかと思いキャストしてみたが、スレで背掛かりするばかりでなかなか口を使ってくれない。ようやく1匹ヒットしたが、しっかりフッキングさせようとあおったらすっぽ抜けてしまった。
その後はどこに隠れていたか、クサフグがヒットしたくらい。今回はダブルハンド6wtだったので、これも全く手応えがなかった。
そして数時間後、ようやく2匹目が口をつかってくれた。跳ねたり走ったりはしないが、とにかくトルクが強烈。ラインを持つ左手でテンションを微調整しながら、流れを横切ってなんとか手前の岸に寄せたところですっぽ抜け。ところがうまいことに、石の間に突っ込んでおとなしくなった。
これがどうみてもチヌじゃない。見れば見るほど鯉に思えてくる。引き方も鯉フライで見聞していたとおり。どうやら、前日の大雨で大池の放水路から海に流された群れが、上げ潮を利用して池にもどろうとしているのではないかと。思わぬところで予想外のターゲットに出会ったことになるが、雑魚というにはあまりにも大きすぎ。計測はできなかったが、いちおう自己ベストとしておこう。
]]>GWは、いきなり沸いてきたプランで初めての高千穂へ。土曜のうちに佐賀で用事をすませて熊本まで移動しておき、日曜朝からさっと移動して帰ってくるという計画。土曜は大雨だったが、日曜は曇りのち晴れ。水と新緑にあふれた高千穂を楽しむことができた。久々にシネマカメラをまわして、さて、どう撮ってもどこかで見たようなアングルになってしまうところをどう料理しようかと考えながら。見るべきところはあまりにも多く、日帰りではとても。またいつか再訪したいものだ。
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