2651群、去り際の一発!

  • 2017.05.01 Monday
  • 23:15

 <2017年4月28日13:29:23撮影>

 <2017年4月29日16:39:05撮影>

 <2017年4月30日11:47:50撮影>

 <2017年5月1日13:01:49撮影>

 <2017年5月1日13:07:14撮影>

 2651群は、子午線を過ぎた頃から次第に目立たなくなってきた。プロミネンスが東縁に見えることはあるのだが、まわってきた活動領域2654群もいまひとつ目立たない。このまま次第に静かになっていくのかな・・・と思っていたら、4月30日になって、西縁に近づいた2651群の上空に、明るいプロミネンスが見えだした。5月1日には、薄雲越しながらそのプロミネンスが2個に増えている。2651群にも明るい光点があり、どうやら小規模なフレアのようだ。プロミネンスを8コマ1セット、彩層を4コマ4セット撮影して、確認の眼視に入ると、わずかな時間のうちに北側のプロミネンスが浮き上がっていた。しばらく迷ってから、再びカメラをセット。その間にプロミネンスはますます大きくなっている。プロミネンス、彩層ともうひととおり撮影して、また眼視。しばらく見ていると、プロミネンスの形が変わっていくのがはっきりとわかる。そのうち少し拡散しだしたので、プロミネンスだけもう1セット追加して撮影終了した。

それぞれのプロミネンスセットの撮影中央時刻を入れてみた。初めは地球の3,4倍ほどの高さだったものが、わずか10分ほどの間に木星直径を超えて大きくなっている。スケールを考えると、とてつもなく激しい現象だ。一方、2651群の光点は、眼視では時間とともに輝きを失っていくのがよくわかった。これはたぶんフレアの残照なのだろう。薄雲越しとはいえ、こうした現象を目撃することができて幸運だった。これがあるから太陽は面白い。

2651群の前半戦。

  • 2017.05.01 Monday
  • 22:56

 <2017年4月22日13:27:40撮影>

 <2017年4月23日13:31:05撮影>

 <2017年4月24日13:00:39撮影>

 <2017年4月25日12:59:35撮影>

 19日に東縁でポストフレアループを噴き出した2651群が、北半球の彩層面をゆっくりと横切っていく。双極性の立派な黒点群で、スピキュールの捩れやプラージュなど複雑な構造を見せてくれてはいるのだが、さすがにフレアを吐き出した後は比較的おとなしい。後続の2652群はこの波長では見えず、2653群は久しぶりにぎりぎり赤道南側の活動領域になった。23日まで北半球東縁に見えていた大きなダークフィラメントは、24日には跡形も無く消し飛んでしまっている。2651群の前半戦は、最近にしては活発な姿を楽しむことができた。

春のスタパー2017

  • 2017.05.01 Monday
  • 22:34

 4月22日夜、スターパーティーin白木峰・春の大観望会。昨年は耐寒鍋会と夏・秋のスタパーは出張にぶつかり、唯一参加できるはずだった春のスタパーも2日前に熱発して参加することができなかった。今年は耐寒鍋会にはちょっとだけ参加できたが、スタパーには実に1年以上ぶりだったりする。

 昼間からよく晴れていたが、到着はすこし遅れて夜半前。週末に晴れるのはひさしぶりで、EM200がまだ整備中であることもあり、ずいぶん長い間、星をみていなかったような気がする。この晩の白木峰は透明度が良く、すこし肌寒かったが虫もいないので快適だった。

 夜半過ぎにはいつのまにか、夏の星座たちが高く上がり、さそり座も低空までくっきり。AT-X116を11mmにして、10日ほど前に入手していたプロソフトンAで輝星を目立たせてみた。

 <撮影データ:2017年4月23日03:30:38〜,CanonEF100mmF2.8MacroUSM,f2.8,EOS600Da(ISO3200,90sec,LPS-P2,10コマコンポジット)>

 この条件になると、アンタレス周辺を撮影したくなる。この領域を狙うのは実に2年ぶり。前回はポラリエにL型バーをつけて片持ちフォークにしたが、今回は極望とドイツ式赤緯ユニット、微動雲台を加えたフル装備。構図もすこし東に振って、完璧・・・かと思っていたが、縦構図では暗黒帯の先が切れるのを忘れていた。おまけに、南中前の好条件のときは間違えてJPEG記録してしまい、それに気付いたときにはアンタレスは西側の光害ゾーンに入り込んでいた。今度はもっと早い時間に横構図で撮ることにしよう。その今度がいつになるかは判らないが・・・

 <撮影データ:2017年4月23日04:04:32〜,TokinarAT-X116(11〜16mmF2.8),11mm,f4.0,ProSoftonA,EOS600Da(HEUIB-II,ISO1600,90sec,8コマコンポジット)>

 そして、薄明直前に天の川を。土星からデネブまでちょうどおさまり、輝星も目立たせて完璧・・・だったはずが、周辺星像が激しく崩れている。どうやらプロソフトンAの厚みが悪さをしているようだ。後玉のうしろにソフトのアセテートフィルターを入れると良いと教わったので、これもリベンジしないといけない。

 <撮影データ:2017年4月23日04:35:48〜,TokinarAT-X116(11〜16mmF2.8),16mm,f4.0,ProSoftonA,EOS600Da(HEUIB-II,ISO1600,83sec)>

 薄明がはじまり、そろそろ終盤・・・というところで、イリジウムフレアの予報。マイナス3.8等の予報でも、高度18度とあまり条件がよくなさそうだったので半ば諦めていたのだが、低空まで抜けが良かったのではっきり見ることができた。久しぶりの星見で、しかもスタパーも盛会で、対象も盛りだくさん。やっぱり星見は楽しいものだ。EM200の復活まではまだしばらくかかりそうだが、これを機会にポラリエをもっと使い込んでみようと思う。

急に活発に。

  • 2017.04.20 Thursday
  • 21:20

 <2017年4月15日13:35:16撮影>

 <2017年4月16日11:26:46撮影>

 <2017年4月18日12:58:24撮影>

 <2017年4月19日13:04:08撮影>

 天候不順と学会出張で、だいぶ間があいてしまった。4月4日の撮影ではっきりした、写野回転の影響を減らすため、今回から撮影手順を変更している。プロミネンス画像の1セット8枚と、彩層については右上寄り、左上寄り、下寄り、中央の4セット撮影するところは同じだが、彩層は1セットを4枚に減らして撮影時間を半分近くまで削っている。これで周辺部の解像度も良くなったはずだが、のっぺらのうなのでなかなか確認のしようがなかった。

 ところが、19日になって、新しい活動領域が東縁から現れた。黒点群2651群と、その上空にポストフレアループの繊細なアーケードが見えている。撮影したり、しばらく眼視でながめてみたり、気付いたら20分ほども飽きずに眺めていたことになる。ループのプラズマが黒点群に落ちたらフレアになるはずだが、たぶん3,4時間待たないと確認できないと思われるので、それ以上は諦めざるを得なかった。画像のほうは、黒点群の解像度が若干落ちているものの、4日の画像と比べれば大幅に改善している。しばらくはこの撮影法で2651群の活動を追いかけてみたい。

桜咲く大阪出張。

  • 2017.04.20 Thursday
  • 21:06

 今年の形成外科学会総会は大阪。ときどき漢方セミナーで使っている大阪国際会議場が会場だった。火曜の午後から乗り込んで、まずは難攻不落のヨドバシ梅田を地下から攻略、狙っていたパーツを戦利品にして、宿へ。

 つい今月初めに形成外科学会専門医を更新したのだが、学会専門医としての更新ができるのは今年が最後だった。これからは機構専門医との移行期間となり、次回5年後に更新するときは完全に機構専門医としての更新となる。おかげで所要点数を揃えるため、専門科領域講習と共通講習を受けないといけない。せっかく休診して出張しておきながら、それらの講習会のために聴きたいシンポジウムとかセミナーを受けられないことも多く、何のために学会に行くのだか、また何のための専門医なんだか、疑問に思うことも多くなった。

 それでも隙間時間をうまくつかって、いろいろと新しい情報を仕入れてきたし、夜には美容医療に携わるDr.の方々の懇親会に混ぜていただいたりして、楽しく勉強することができた。で、3日目の午前中はたまたま時間が空いていたので、宿から学会場とは反対側に歩いて地下鉄に乗り、謎の移動。

 大阪モノレールも初体験。

 そして、初めてみる太陽の塔の裏側にまわりこんで・・・

 10:00、みんぱくに到着(^^) 以前から、いちどは訪れたいと思っていたところであるが、今回は特別に・・・

 コレを見に来たというわけ。3月末の漢方セミナーがあった、阪大中之島センターでこのポスターを見かけて、ずっと気になっていたものだ。ネットで見たことはあるが、実物を見るのは初めてというような、ローマ時代から近代までの各種の古ビーズ、それから首狩り族がつくっていた人の歯をつないだビーズ、そしてそれらを使ったネックレスだけではない、仮面や衣装といった装身具。ボリビアのディアブラーダの衣装と仮面一式もあった。考古趣味と民俗趣味を、ビーズを切り口につないだ至福の時間。見終わったのは12:30頃で、学会のランチョンセミナーには間に合わない。そこで毒を食らわば皿までとばかり、昼食抜きで常設展示も見ることに。

 常設のほうは、ポリネシアの伝統航海術も面白かったが、何をおいても仮面、仮面。ニューギニアの仮面の群れに囲まれ、アフリカの仮面たちの間を歩き、そして学会初日の文化講演で視聴したばかりの能面の数々。その一角に、鹿児島の硫黄島に現れる「メンドン」の仮面と衣装があったのが望外の出会いだった。後ろ髪をひかれつつ、見終わったのは14:00頃。最後に受けようかと思っていた領域講習も逃してしまったが、とりあえず学会場に戻ることにする。

 モノレールを門真まで乗り、そこで京阪に乗り換えて、終点の中之島まで直通、降りたら学会場の前。そういえば京阪も初体験だった。ちょうどあっていたシンポジウムで手術に使えそうな手技を拾って、こなもんコーナーで遅い昼食がわりにお好み焼きを食べてから帰路についた。とにかく公私共に充実した出張ではあった。

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